CR-Zのカスタム-ハイブリッドスポーツをカスタマイズする

この記事の所要時間: 50

2010年にリリースされた、ハイブリッドでありながらスポーツカーを標榜するこの車、結構面白いものだ。
かつてのスポーツカーと言えば、かなりドライバーにスキルを要求していたものだが、このCR-Zはスポーツドライビングのちょっとした事さえ理解していれば、誰でもがドライビングプレジャーを感じることができる。
よくしつけられたサスペンションと、CR-Xに比べるとかなり剛性感のアップしたリア周辺の作り込みが、かなりこの事に貢献していると言えるだろう。
CR-Xではコーナリング中にスロットルオフにすると、タックインをしたがり、スリリングな思いをした方も多かったかもしれない。もっとも、このタックインを積極的に使えるから面白い、と感じた方も多かった事は事実だろう。
しかし、このCR-Zでは、期待に反してというべきなのかどうかは別にして、CR-Xで起こりえる速度域ではタックインを引き起こすことはできないようになったのだ。
CR-X譲りのフロントの回頭性の良さに加えて、リアも綺麗に追随してくるから、ごく当たり前に、スムーズにコーナリングをしてしまうのだ。
しかも、その乗り心地もけっして硬過ぎずに、路面の突起を乗り越えていくことには“あれ!こんなにスムーズなんだ”と、思わず言葉に出してしまいそうになる。
まさか、クラウンのようなわけにはいかないが、この手の車としてはかなり乗り心地はよい部類に入ると言っても良いと想う。

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エンジンを主体にモーターで補助するパワーユニット

またパワーユニットだが、エンジンを主体にして、モーターを補助に使う方法と言うよりは、両方が主体で足りないところを補い合うという感覚なので、エコを標榜するハイブリッドとは一線を画するものがある。
エンジン自体は1500cc・i-VTECで、通常のVTECから想像するような、ハイカムに切り替わったときに、シューンと吹け上がるタイプではなく、6000回転がレブリミットなのだが、その手前までしか回す気にはならないタイプで“おいおい、こんなエンジンでスポーツ?”と思ってしまう事は確かなのだが、意外にそうでもないのだ。
それはスタートから力強く加速感を味あわせてくれるからだろう。この恩恵のもとはやはり、このパワーユニットにありMT114・CVT113PSに加えて14PSを発生するモーターがアシストをするからだ。
この為に、かなり力強さを感じることができると言うわけだ。
だが、MTでガンガン引っ張って、高回転を保ってナンボという走り方は、この車にはあってはいない。むしろCVTユニットとの方が、マッチングはよいと感じられる。
高速でも、街中でも、その実用域における加速性には文句を言うようなものはないし、峠レベルでもまあ、そこそこの使い勝手を示してくれる事は確かだ。
しかし、どんな車に乗っても“もっとパワーが欲しい”と思ってしまう事は確かので、仕方がない事なのだ。

カスタマイズはサスペンションから

では、この車をカスタマイズするためには、どこから手を付けるべきなのかと言うことなのだが、それはやはり残念ながらサスからだと言わざるを得ない、あまりに汎用性に優れているために、ちょっと味がないからだ。これを“無限”から出ている減衰力を5段階に変更できるキットに交換すれば、かなりレベルの違う味わいになる事は請け合いだ。
特に可変減衰力の効果により、前後のバランスを変えてタックインを高いレベルで呼びこむ、ちょっとサーキット向きではないセッティングにしてくる事も面白い。峠レベルでは、タックイン効果により、結構速い走りができる(お巡りさん御免なさい)。また、レスポンスもかなりハードで面白い。これがハイブリッドなのだ、と言うことを忘れさせてくれる走りが可能になるから、飛ばし過ぎには要注意なのだが、かなり面白いから止められない事も事実だ。
そして、次にはブレーキだろう。峠を攻める方には特にブレーキは重要だ。ハイブリッドのおかげで、重くなったこの車は下りではブレーキにかかる負担も大きくなっていると、充分に承知していただきたい。ヒルダウンを敢行して、結構な速度で攻めると、やはりフェード気味になってくる事は仕方がないだろう。
従って、ローター以外の主要部品を交換してしまった方がよいだろう。キャリパー・パッド・ブレーキホース・マスターシリンダーを交換して、ストッピングパワーのアップと共に、Bペダルのタッチをあげてコントロール性を確保したいところだ。

エンジンに手を入れるのは×

ここまでやると、エンジンに手を付けたくなるものなのだが、案外止めておいた方がよいかもしれない。
極端にエンジンパワー上げてしまうと、モーターとのコンビネーションに対しての事が懸念されるからだ。せいぜい、吸排気系をちょっとだけいじり、吹け上がりの良さと、スポーティーな排気音を求めることにしていおいたほうが無難ではないだろうか。スポーツエアクリーナーと、マフラーの組み合わせ、後はせいぜいやってもコンピューターチューンぐらいにしておいた方が賢明かもしれない。

締めはエクステリアとインテリア

そして、カスタマイズのとどめとしてはエクステリアとインテリアになる。
どちらも、ホンダと無限からは様々なアイテムが出ているので、自分で求める姿にして行くことは可能だ。
そんな姿にしたいのか、どんなインテリアにしたいのかと言うことをイメージして、各アイテムを選べばよいだろう。
インテリアパーツのなかでも、滑りどめ機能がついた“アルミ製のペダル”等はお勧めだ。雨でぬれて、滑り易くなった靴底でも、かなり滑りをカバーしてくれるし、ドアを開けて足もとをを見たときに、かなりやる気にさせてくれる事も確かだからだ。
まあ、とにかく、ハイブリッドスポーツを標榜している数少ない車のなかの一台、CR-Zを自分の求める形に仕上げていき、長くお付き合いをしていただきたい。

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