RVRのカスタム

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1991年2月、当時のシャリオのプラットホームを流用して誕生したのが、初代RVRだった。
シャリオよりもショートホイールベース化をされて、2列シートになり、片側スライドドアを採用されたこの車は、背高ノッポテーマな外見をもったSUVテイストのある、独特の地位を築きあげた。
コンポーネツは、当時のギャランのものを多く流用していたため、目新しさはなかったがその分信頼性は高く、頑丈だという評価は多くあった。
また、エンジンも当初はNA1800/2000cc飲みだったが、後に1800ディーゼルターボやランエボに搭載されていた4G63をデチューンして載せた、スポーツバージョンなども登場して、かなり賑やか、かつ面白みのあるラインナップを形成することになったのだた。
その後、1997年~2002年までの間、2代目が受け持ったが、惜しくも生産中止に追い込まれたのだった。

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3代目RVRの概要

そして、2010年に、再び3代目のRVRが登場したのだ。
コンポーネンツとしては、クロスオーバーSUVであるアウトストラーダのものを流用していて、これもまた斬新さはないのだが信頼性には問題のない仕上がりとなっている。
デザイン的には、曲線を多用してはいるが、直線をうまく組み入れて、ふくらみはあるがシャープさもあるという、かなりスタイリッシュで都会的な仕上がりとなっていて、好き嫌いの問題はべつにして、そのアピアランスは充分だろう。
パワーユニットはMIVECDOHC・16バル・ブエンジンの4B10型を採用している。このパワーユニットはギャランフォルティスにも搭載され、既に信頼性は充分に確保されている。
このパワーユニットは、2011年秋には、“M”と“G”のグレードに対しては、新開発の4J10型を搭載した。このエンジンは、ボア・ストローク比は4B10と同じなのだが、MIVECの作動機構を改善し、SOHC化することによって部品点数を少なくして重量を軽減したり、内部フリクションを軽減したりすることができて、出力は全く変わらないのだが、省燃費化を推進することに成功している。

また、SUVと言う性格上からなのか、サスのストロークは比較的たっぷりと取られているため、しなやかで、凹凸の吸収性には優れているし、そう高いレベルを求めなければ簡単に破綻をするような足回りでもないことは確かだ。
ステアリング上でスフと可能なパドルシフトを操って、6速CVTのATを操り、比較的速いペースで峠を走ることも可能なあたりは都会派SUVの面目躍如たる感はある。

こうしてみると、比較的には完成度の高い車のように思えるし、事実何か特別破綻のある車ではないことも確かのだが、そこはやはり何か手を入れないと面白くないと言う方も多いのではないだろうか。
まずは1500Kg弱と言う重量に対して、139PHというぜった的なパワーの低さは、ちょっとなんとかならないのだろうかと思えるところではある。
また、そう高いレベルではないが、良く出来たサスにももう少し頑張ってもらいたいし、腰高の外見はビジュアル的な問題もあるの。
さらには、ブレーキだろう。国産車全体に言えることなのだが、絶対的な制動力には特に問題はないのだが、タッチがよくない。この、タッチの悪さというよりは好フィール問いは言えないタッチは、微妙なブレーキ操作には邪魔になるものだと言える。
この3点を中心にして、ここではカスタマイズに付いて見ていきたい。

サスペンションとボディ剛性

まずは、例によってサスだが、数社からヘビーデューティー・ローダウンサスキットがリリースされている。操縦性の好みなどによって、どれを選ぶのかという選択肢はあるので、プロショップの方とよく相談をして組めると良いだろう。
この時に、ローダウンの度合いによって、ロールセンターがおかしくならないように注意することと、リアのアンダー・フロントのサブフレームとフレームの結合強化を一緒にやってしまうことが好ましい。
この補強をするとしないとでは、のちの味わいがもの凄く変わるので、是非やったほうが良いと思う。
これをやることによって、ボディーの耐久性が落ちるという人もいるのだが、いったいどれぐらいの耐用年数を間がいているのか、それを知りたい。もちろん、スポットのま仕打ちをめいっぱいやったりすれば、車体の一番弱いところに応力が集中してしまうから、ありえない話ではないのだが、この程度の補強については問題はないと考えるほうが普通だろう。
これに加えて、フロントのタワーバーを追加して置けば、まあ一応の補強は成し得たと思ってよい。
ヘビーデューティーサスと補強との効果は、ブレーキングとコーナリング中の微蛇修正時には抜群の効果を発揮してくれる。

ブレーキ

次にやりたいのは、ブレーキだ。
この際、絶対的な制動力を増すことよりも、フィールにこだわって行きたいので、キャリパーは6ポッド対向でなくても、4ポッド対向程度に抑えておいてちょうど良いだろう。次に、フィールの主な原因としては、ブレーキ系統の剛性の低さに起因するべきところが多いので、まずはホースをステンレスネットで補強したものに交換してしまうことだ。つぎに、フルードを高沸点なものに替えて、さらにパッドを対フェード性の高いものに変えておけば、簡単なヒルダウン程度ではアゴを出すようなことはなくなるし、タッチは抜群に良くなることは確かだから、是非やっておくべきだろう。

エンジン

最後にはエンジンなのだが、このエンジンは絶対的なパワーには乏しいので、なんとかしたいのだがMIVECと言う機構を持っているので、あまりメカチューン的なことに手を付けることは避けたい。
ここ吸気をスムーズに増やすことと、排気をスムーズに行えるようにすること、さらにはパワーFCなどように現車合せで対応してくれる、ロムの書き換えによる3点セットが良いかもしれない。
現車合せなので、急・排気をいじってから持ち込んだほうが賢明だろう。これをやると、低回転域からトルクが太り、レブリミットまでよどみなく回ってくれるエンジンになる。
これで、かなりパワー面での不満も解消出来ることになる。

一切外観やインテリアには手をつけてはいないのだが、結構硬派なカスタマイズになったと思う。
一見すると、ちょっと車高の落ちただけの、ほとんどストック状態のRVRなのだが、その走りはかなりレベルの高いものになっている。
サスをヘビーデューティーなものに替えているので、凹凸をかなりしっかりと拾うようにはなるのだが、その分高速になるとけっこうしなやかになってくれる。
ここから先は、ドレスアップの分野へと入っていくので、別項でお知らせしていきたい。

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