ミライースのカスタム

この記事の所要時間: 523

アウトライン

2011年9月に発売開始をされた“ミライース”は、“第三のエコカー”というコンセプトのもとに開発をされた車だ。ジャンルとしては“5ドアハッチバックの軽乗用車”になっていて、エントリークラスを狙っている。そのためか、商用車のラインナップはない。事実上は“エッセ”の後継車種にあたる。

昨今の環境意識や低価格指向を受けるために、ダイハツは自社の技術を徹底的に洗い直した。車体構造の見直しによって、“ミラ”のFF、CVT車に比べて、60Kgの軽量化に成功したり、ミッションとエンジンの改良、及び空力の改善によって、40%の燃費改善を果たすなど、努力が数字に反映されることになった。

また、アイドリングストップ装置にも磨きがかかり、停車前でも時速7km/hに車速が落ちると、自動的にエンジンが止まるなどの機能を持っている。このためjc08モード燃費で、FFでは30km/l、4WDでも27km/lという、高燃費を誇っているのだ。

このミライースは、発売以来好調を続けていて、2012年にはミラシリーズ全体の販売合計、約218000台を記録する牽引役になった。この数字は、軽自動車部門での首位を獲得する数字になったのだった。

このミライースの外寸と重量は、全長3,395mm、全幅1,475mm、全高1,500mm、重量730kg~790kgとなっている。やはり、4WDの方が60kgほど重くなっていることは仕方のないことなのだろう。

サスペンションはフロントがマクファーソンストラットで、リアはFFがトーションビーム、4WDは3リンクを採用している。

エンジンは1機種のみでKF-VE型658cc ストレート3DOHC DVVT機構で、パワーは52Ps/6800rpm・トルクは6.1kg-m/5200rpmとなっている。パワーウエイトレシオで言うと、一番重い数値で15.2kg/Psという数値なので、紙の上ではあまりいい値とはいえない。

では実際の走りの評価はどうなっているのだろう。

スポンサーリンク

走行フィーリング

まず街乗りでは細かい突き上げ感や、ちょっとした振動は感知されるものの、問題になるほどのものでもなく、合格点という評価は多い。

しかし、気になるのは40~50km/hで走行しているときに、微妙に感知することができるエンジンからの不快な振動があると言うことだ。これは、本当だったら1速シフトダウンをして、回転を上げたい感覚だと言う。つまり、ノッキングぎりぎりで走っている感じがするというテスターの声があった。

その証拠に車速が60m/hを超えると、こんな感覚は奇麗になくなるというから、やはり燃費対策のなせる技と言ってもいいのだろう。

次に高速の巡航だが、軽にしては遮音性も高いので、音によるストレスはあまりないと言うことらしい。また安定性も充分だし、レーンチェンジ後の収束性にも問題はないと言うことだ。

加速もパワーウエイトレシオの数値があまり良くない割には、平地や緩勾配ではストレスをほとんど感じないらしいが、さすがに完全な上り勾配になるとパワー不足を露呈してしまうようだ。

ハンドリングは、こういった“ママ用車”にしてはクイックだが、ワインディングを飛ばす気にはなれないと言う評価が多い。

ようするに、早々と腰砕けになってしまうので、飛ばす気になれないと言うよりも、飛ばせないということのようだ。

あとはお決まりの、ブレーキに対する不満の声が多いことは仕方のないことなのだろうか。

このようなことをテーマにして、街中だけではなく、もう少しあらゆる局面で走れる車にしたほうが、楽しく安全なので、それを目指していきたいと思う。

まず手を入れていきたい部分としては、足回りとボディーの補強になる。

こう言ってしまったはなんだが、このようなママ用車に、チューンナップパーツがあるのかなと思って調べてみると、それが沢山ではないのだが、あることはあって、選択肢に困るほど少なくない。

足回り強化

まずサスペンションだが、カスタムも含めて絶対的には少々柔らか過ぎなので、ここはやはり強化サスペンションを入れたい。伸び側、縮側ともにある程度の強化は必要だと思う。

バネレートもそれなりに高くしてやらないと、グニャグニャした感覚は消えないと思うが、あまり高いと、ポンポン跳ねてしまうのでほどほどにしておき、ダンパーの減衰力に任せた方がいい結果になると思う。

縮側はバネの固さに任せて、伸び側をダンパーで補い、接地感を高めるセッティングをお勧めしたい。

ボディの補強

ボディーはどうしてもサブフレームとの締結度が低いので、これをリジッドカラーを使いって、締結度の強化をしておくことが必要になると思う。その上で、アンダーフロアーに補強材を入れて、さらにストラットタワーバーを追加すれば、かなり剛性感のある仕上がりすることができる。

きちんとセットすることができていれば、大げさな表現になるが“サスペンション付きのゴーカート”的な感覚にすることもできるので、一度やってみてはどうだろう。

ブレーキ

次にブレーキなのだが、まず高剛性キャリパーに交換をして、耐フェード性の高いパッドに交換、さらに高沸点タイプのフルードをに交換して、ステンレスメッシュなどで剛性を高めたラインを使えば、かなりタッチ、効き、安定性を満足させることができるようになる。これで、ワインディングの長い下りでの連続使用にも、簡単には顎を出すことはなくなる。

エンジン

あとはエンジンなのだがライトチューンの定番で、吸排気系の高効率化をしてから、燃調を取り直す意味と、空き領域を使えるようにしてパワーとトルクを稼ぐようにする意味で、ロムを書き換えるといいと思う。これをやっておくと、書き換えのマッピングにもよるのだが、全回転域でパワーとトルクに厚みを出すことも可能になる。したがって、使いやすいエンジンにすることも可能にすることができる。

なおカスタムのエンジンについては、ライトチューンを施した場合、必ず燃調の取り直しの意味でも、ロムは買い換えないと悪影響があると言える。

これで、ママ用車とは呼べない車が出来上がったことになる。

スポンサーリンク

車検の相談・依頼

車検の相談・依頼

Goo車検

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加