SX4のカスタム

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このSX4と言う車は、ある意味でスズキの世界戦略車的な位置付けで開発されて、2006年にリリースをされた。
プラットホームには、スイフトのそれが流用されているのだが、出来あがったボディー剛性にはかなり違いがあるようだ。メーカー発表では捩じりで10%、曲げで20%以上の剛性アップが認められ、更に驚異的なのはリアサスペンションの取りつけ剛性が、何と190%と言う信じ難い剛性アップをされたとのことだった。
捩じりや、曲げに対する数値は判るのだが、リアサスペンションの取りつけ剛性の数値はちょっと理解しがたい数値ではある。それだけスイフトが脆弱だったのかと言われれば、決してそんなこともなかったのだが、まあWRC参戦も視野に入れていると言うことなので、ここはひとつ納得をし置くほかはないだろう。

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ボディーのタイプとしては5ドア(リアハッチ付き)タイプのSUVに入るのだろう。
デザイン的には好き嫌いの別れるところではあるが、そこそこのアピアランスは持ちあわせている。
エンジンは1.5リッターと2.0リッターが選べる。駆動方式はアドオンタイプの4WDプラス4速ATのみと言う、ちょっと寂しい感じのラインナップになってしまった事は残念かもしれない。当初は5速MTも発売予定だったようだが、結果的には流れたようだった。まあ、MTといえども5速と言う事が現代では寂しい。また、ATにしても4速ではなく、最低でも5速、欲を言えば6速が欲しかった事は事実であり、ロックアップの領域が広ければ特にMTではなくてもよいのだが、ちょっと寂しい。

走行フィーリング

実際の走行感覚はと言えば、2.0リッターエンジンを搭載したグレードにおいては、アンダーパワーを感じる事は少ないと思う。しかし、エンジン自体がそう切れのあるタイプではないため、ストレスも感じない代わりに官能とは縁遠いものだといえるだろう。
サスペンションは前輪がマクファーソンストラット、後輪がトーションビームと言う仕様を聞くと、何となくチープな感字がするのだが基本がFFなので対地キャンバー変化を抑えられる、この形式が好ましかったのかもしれない。また、コストを抑えられる事も重要だから、その意味でも要求に会っているのかも知れない。おまけに近代までのVWやアウディー等でも、何の問題もなくとーションビームサスを採用していて、日々アウトバーンを疾走していたのだから、サスペンションの仕様に目を奪われてもいけないのだろう。
その味付けはと言えば、低速域ではちょっと凹凸を拾う感覚がはっきりとあるが、速度が上がるに従って、しなやかでフラットな乗り心地に変化をしてくる事がはっきりと判る。
特に高速を巡航する時などの感触は、なかなかの出来栄えかと思わせる。
しかし、何が原因なのかは判らないがステアリング操作に対する遅れを感じる事もあるし、峠などをそこそこのペースで飛ばすときには、ブレークの不安を感じる事もある。
しかし、どんな場面でもボディー剛性に対しての不満は少ない。特に段差を低速で乗り越えたときには、はっきりと剛性の高さを感じる事が出来る。
従って、このサスペンションのありようはボディー剛性の問題ではないのかも知れない。
こうしてみてくると、先ずは2.0リッターエンジンにはもう少しの軽快感が求められるし、サスペンションのリファインが必要かな、と言うところから始めていきたいと思う。
後は、例によってブレーキだろうと思う。

足回り強化

先ずはサスペンションだが、数種類のキットがリリースされている。いずれも若干のローダウンをともなうので、外観上の効果も大きい。
ローダウンをしたことによって、ストロークは犠牲になるのだが、オフロードを豪快に飛ばそうと思っておられる方は別だが、一般的には殆ど影響のないレベルに納まると言える。
通常であればここで一緒に“ボディーの補強”に手をつけるのだが、極端にバネレートを挙げない限りは、そう破綻を起こしそうもないように感じられるし、実際にサスキットを交換したクルマに乗って峠を飛ばした時にも、そう問題になるような事を感じる事はできなかった。
ただ、バネレートいかんでは補強をした方がよい場合もあるので、ショップの方と相談をした方がよいだろう。
勿論なのだが、補強をするに越した事はないのでそれなりのパーツ入手は可能だし、取りつけもショップでやってくれる事は間違いないから、試してみる事も良いと思う。

エンジン

次にはエンジンなのだが、高効率なエアクリーナーとマフラーによる吸・排気系のチューニングに、プラスロムの書き換えは重要だ。これだけで、かなり軽快感をアップさせる事はできるし、実際に体感できるほどのパワーアップを手に入れることは可能だ。
しかし、ここではアーシングと言う手法を一緒にやっておきたいと思う。
各部での電圧低下を極力回避し、正常な電圧を各部に供給する手段としては、かなり有効になると思う。電圧低下が最小限度にと言うよりは、いつもより高い電圧が供給されることにより、各部のレスポンスはかなりたかまることになるはずだ。
そして、プラグコードなどもレーシングタイプの低抵抗、高効率なものに変更することにより、プラグに対する電気の供給もかなりスムーズになるはずだ。
一度、試してみてはいかがだろうか。

ブレーキ

最後にブレーキなのだが、この車もやはり奥まで踏み込んだ時のフィールは今ひとつと言う感じは否めない。
これらは、キャリパー、ブレーキホースの剛性不足等がオまな原因になっている。
全体的な制動力の不足はそう感じないのだが、できればもう少しストッピングパワーを上げた方が安心かもしれない。
ここでは、キャリパーの交換(フロントは対向4ポッド)にしておきたい。また、ブレーキホースは高剛性のものに、パッドは耐フェード性の高いものにそれぞれ交換をしておくとよと思う。ついでにと言う感覚ではないのだが、マスターシリンダーを大容量のものに交換して、ブレーキフルードも高沸点のものに替えておけばかなり万全に近い。
これで、奥まで踏み込んだ時のペダルコントロールは、かなりやり易くなる。
ストッピンパワーも上がり、耐フェード・耐ベーパーロック性も格段に向上するから、峠の下りでも安心してハードブレーキングを連続して敢行できることになる。

エクステリア・インテリアについては全く手を付けていないため、外観上の変化は僅かにローダウンした事だけであり、硬派な車の出来あがりだ。
峠レベルでは、かなり早い部類に入る車になった事だと思う。

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