ミラココアのカスタム

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アウトライン

“ミラココア”は事実上としては、2008年に生産を中止された、“ミラジーノ”の後継車種としての役割を持って2009年から発売されている車なのだ。ジーノと同じように、ダイハツの基幹車種である“ミラ”からの派生車種であることには違いはない。

しかしプラットフォームは“ミラ”と共通なのだが、ボディーは専用となっていて、ルーフにはシルバールーフレールを装着したタイプもある。このタイプは全高が1560mmとなっているため、ほとんどの立体駐車場には入れることはできなくなってしまっている。

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メカニズム的には大きな特徴は何もないようなのだが、ダイハツらしく手堅くまとめられていて、できの良さを感じさてくれることは、安心感につながるという評価は多い。

いわゆる先進性はないのだが、堅牢なつくりと信頼性の高い車だと言えるのだろうと思える。

ボディーのタイプとしては、2ボックス・5DRハッチバックタイプになるので、極めて標準的な軽自動車の形式にまた止まっている。

駆動方式はFFと4WDが、グレードによって選択できるようになっている。これを支えるサスペンションは、フロントがストラットと言うことは全車種共通なのだが、リアはFFがトーションビームになっていて、4WDは3リンクを採用している。このクラスを含めて、ほとんどのメーカーのコンパクトカーは、リアサスペンションをFFと4WDで差をつけているところが、何となく嫌な感じがしてならないと思ってしまう。

ミッションはCVT/4速AT一種類のみとなっているが、割合に評価は高いと言える。

このミラココアの外寸は、全長3,395mm、全幅1,475mm、全高1,530~1,560mm、重量780~860kgトなっている。80Kgの重量差は、4WDシステムの重さなのだろうけれど、はたしてこのクラスに4WDの必要があるのかなと、何となく思ってしまう。

エンジンは出力58ps、DVVT付き自然吸気の水冷直列3気筒 KF-VE型を搭載していて、やはりこの一機種のみという設定になっている。
最近の軽自動車には、なぜかターボの設定が少なくなっているのは、やはりエコを主張しているのだろうかと、何となく寂しい思いがしてしまう。

ちょっと前までなら結構ターボの設定があって、標準的なリッターカーあたりなら追いかけまわすこともできたし、そんな車で足まわりとブレーキを弄っていれば、峠レベルだったらかなり速く走ることも可能だったのだが、何とも寂しい限りになってしまったものだなと思わざるを得ない。

その分、なにかいいことがあるのかなと思うと、すべてがエコに振られているため、車好きとしてはあまり大した恩恵はないともいえるのだ。まあ、あまりこんなことを思ってしまっても、“反社会的”等と言われかねないのが、今の時代なのだから仕方がない。

走行フィーリング

そのエコであるミラココアの走りの評価は、市街地では細かい突き上げや振動もよく吸収されていて、走行音も静かだという評価が多い。また、高速に入っても法定速度プラスαであれば、巡航時の安定性や、レーンチェンジ後の収束性も高いという評価になっている。この点は、実用車として考えると、まあ及第点には達しているのだろうと思う。

しかし、ワインディングに入るとやや粗が目立つようだ。ちょっと強めのブレーキング時に起こるフロントの挙動や、ちょっと高めの速度でのコーナリング時に起こる、旋回軌道が膨らむケースなどは要注意点なのだろうと思う。

他にも“軽自動車”なのだからと言っていられない部分では、ブレーキユニット全体が熱を持ち始めると、タッチが変わることを不満にしている評価もある。これはそれ以上ハードに使うと、かなり危ないかなということにもなりかねない。

こう言ったことをテーマにして、カスタマイズという強化対策を施していきたい。

足回り強化

まずサスペンションなのだが、このタイプの車に強化サスペンションを用意しているメーカーがあるのかな、と思ったのだが、そこはさすがに日本らしく、少なくて選択肢に困るということはない。

セッティングと言うのか、サスペンションキットを選ぶときの選択肢としては、この車自体の特性を考えるとあまりガチガチにしない方がいいと思う。バネレートをあまり上げずにダンパーの能力を主体にした設定の方が、しなやかで粘りのある足まわりを作ることができると思う。また、乗り心地を含めた実用性を考慮しても、こういったセッティングをおすすめしたい。

ボディの補強

そしてボディーの補強なのだが、サブフレームとボディーの接合部分の強化を目的にして、リジッドカラーを入れて、さらにアンダーフロアーの前後に補強材を入れれば、そうとう強固な剛性を得ることが可能になる。これでも足りなければ、フロントにストラットタワーバーを追加すればいいと思う。

これをやっておくと、“車ってエンジンだけじゃないな”とはっきり思える効果が出る。

ブレーキ

次にブレーキなのだが、キャリパーを高剛性タイプに交換して、パッドを耐フェード性の高いものに替え、フルードも高沸点タイプなものに交換したい。その上で、ステンレスメッシュなどで補強をしてあるブレーキホースを入れれば、かなりタフなブレーキにすることが可能になる。これで、ワインディングの長い下りでの使用にも、簡単にはへこたれないタフなブレーキになった。

エンジン

あとはエンジンなのだが、やはり58PHでは少々物足りない感じはぬぐえず、何とかしたい部分ではある。
これには吸排気系の高効率化を図ったうえで、新たに燃調を取り直して、PCでいうところの空き領域を使えるように、ロムの書き換えをしておくと、はっきり体感できる程度の差を出すことは可能だ。全回転域で、パワーとトルクの厚みが出るので、かなり使いやすいエンジンにすることは可能になる。

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