スカイラインクロスオーバーのカスタム

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スカイラインクロスオーバーは、クーペとSUVを融合(クロスオーバー)させることをコンセプトとして誕生した車だ。
外見はハッチバックタイプで、なかなか個性的な表情をしていて、好き嫌いがあるかもしれないが、ちょっと魅力的なアピアランスをもっている。
北米ではインフィニティーX35モデルとして、それなりの人気を持っている事は知られるところでもある。
プラットホームには他のスカイラインと同じ“E”型を使っているが、デザイン重視のためにホイールベースは50mm縮められている。この為のための、若干のコストアップは避けられなかったと言うわけだ。
また、ハッチバック化に伴う捩じり剛性の低下を、なんとか10%に留める努力もあり、コストアップは避けられなかったようだ。
18インチのアロイホイールに、ダンロップのオールシーズンタイヤを履かせている事も、この車の特徴を表しているのかもしれない。
駆動システムは、FRと日産独特のアテーサE-TSを用いた4WDを選ぶ事が出来る。
サスにも少々目新しい部分があり、フロント形式は他のスカイラインと同じだが、リアには新レイアウトのマルチリンク形式が採用され、デュアルフローバスショックには専用チューンが施されていて、フロントに対するリアの追随性と高いロードホールディングと、快適な乗り心地を実現しようとしている。
エンジンはVQ37VHRで、3.7リッター330PHを発生するV6のユニットだ。

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まずはサスペンション、そしてブレーキ

このような成り立ちのクロスオーバーだが、いざ手元に来て、付き合いが始めると何かと自分なりの味が欲しくなる事も事実だ。
また、成り立ちゆえの弱点的なものも見えてくるから、そこを何とかしたいと思う気持ちも出てくる事は、何とも仕方がないことになるのだろう。
そこでカスタマイズをかんがえることになるのだが、先ずは自分がどこをどうして、何を目指すのかということに対してはっきりとしたビジョンを持たなくては、悪戯に予算を増やすだけになってしまうから、ここは重要ポイントだと心得ていただきたい。
手順としては初めに、サスと補強をすることをお勧めする。更にはブレーキの能力を上げる事も一緒にやってしまいたい。
それなりに乗り心地と走りをバランスさせているサスなのだが、ちょっと攻め込むと何となくあやふやな感触が顔を出すことは仕方がないし、ちょっと腰高な印象を受けてしまうこも、何となく許せないかもしれない。
ここは、自分の好みにあう操縦性を発揮してくれるサスに交換してしまいたい。この時には、低下している捩じり剛性を高めるために補強を行うべきだろう。タワーバーとパワーブレースなどでしっかりと補強を行えば、ハードブレーキング時の安定性と、ステアリングの応答性には、はっきりと体感できるほどの違いが現れる。
また、この重量級・ハイパワーの車に対して、不足はないのだがちょっと余裕の感じられない、またタッチに若干のあいまいさが残るブレーキユニットも思いきって、レベルアップしたい。出来れば6ポッドのキャリパーに対フェード性の高いパッド、高合成のブレーキホースやマスターシリンダーは、高いストッピングパワーと優れたペダルタッチを実現してくれることになる。
これで、操縦系統のあいまいさは消え、鋭い反応を示す自分のマシーン的なレスポンスを示す車になったわけだ。

スロットルコントローラーチューン

ここまでやると、今度はエンジンに手を入れなくては気が済まなくなる事も、これも確かな心情なのだ。
エンジンをチューンすることは、メカニカル的なところまで手を入れる事も、最終的にはあり得るのだが、この車自体がサーキットを攻めるようなタイプではないことから、コストパファーマンスに拘って考えたい。
先ず、一番手ごろで、それなりの効果がある手法として“スロットルコントローラーチューン”を試してみる事をお勧めしたい。
これは、スロットルバルブの開閉をコントロールするシステムで、コンピューターのロムチューンのようなレスポンスアップや、エコ走行も手元のコントローラーで調整できる優れものなのだ。
これではもの足りないと言う方は、やはりCPUロムチューンをすることになるだろう。
これを実施すれば、スロットルを踏みこんだ瞬間のレスポンスアップや立ち上がりの改善、実際のパワーアップ、更にはリミッターカットまでが可能になるから、まあコストの割には効果は高い手法だろう。
そして、最後にはホイールとタイヤにてを入れたい。
インチアップをして、より扁平なタイヤを、しかもオールシーズンではなくサマータイヤを履かせたい。スバル車のように、路面を鷲掴みにする感覚が乏しいのは、ひとえにタイヤのせいだから、これで横剛性が高く、ハイグリップのタイヤはハイスペックのサスとのマッチングは抜群になる。

このようにして完成したクロスオーバーは、かなりストックの状態とは違う味わいを提供してくれることになる。
鋭いエンジンのレスポンスと、低速から中・高速域まで分厚くなったトルクとパワーは、思いの通りにクロスオーバーを加速させてくれる。これは、いくらストックの状態でのパワーユニットが優れていようが、全く別次元に近い感覚なのだから楽しくなる事はあたりまえだ。
加えて、引き締まったサスと補強されたボディーがもたらす、高次元のロードホールディングは絶対にストックの状態ではあり得ない。また、コーナリング中の姿勢は安定しており、その修正もストックの状態では考えられないほど安心してできる。
更には強化されたブレーキがもたらす安心感は抜群で、実際のストッピンパワーの向上をはっきりと捉える事が出来、更にはBペダルがコントラーブルになるために、いつでも安定したブレーキングをすることが可能になるわけだ。
クロスオーバーって、こんなに楽しいくるまだったのかと、思わず笑いが込み上げてきそうになるだろう。
ぜひ、自分の一台を作っていただきたいものだ。

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