エブリィワゴンのドレスアップ

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エブリィワゴンのルーツ

エブリイワゴンのルーツを辿ると、48年前の“スズライト・キャリー”から始まるので、その歴史の長さには、脱帽をせざるをえないと思う。

スズライト・キャリーはその後“キャリーバン”と改称されて、その後さらに1982年のマイナーチェンジを機会に、“エブリー”と改名された。

スズライトキャリーの発売開始は、1964年で、発売当初は完全な商用車だった。名前のとおりに物品を“キャリー”することが、一番の目的になっていたので、そのデザインには見るべきものはなかったと思う。現代では、実動している車はたぶん皆無に近い状態だと思われるので、現車を見ることはできないのだろう。

しかし、画像で見る限りには、結構愛嬌のあるマスクをしていて、これを現代風にアレンジできれば、面白い存在になるのではないかなと思う。

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余談になるけれども、フィアット500が再び現代風にアレンジされて走っているが、なかなかオシャレな感じがして、目をひかれることがある。初代のフィアット500は、“ルパン3世”のアニメでしかみることができなくなっているが、そのイメージをうまく生かして現代風にアレンジしていることは、素晴らしいと思える。

エアロパーツによるドレスアップもいいけれど、ニューフィアット500のように、車のデザイン処理によってあんなに素敵な姿にできないものなのかなと、ちょっとイタリア人がうらやましくなった。

たぶん、それに近いのはホンダの“ニューノリモノ”シリーズにあるかも知れない。エヌッコロと呼んでいた“N360”を思い出させる車が出てきて、なんだかほっとするような気がする。

さてこのエブリーなのだが、2代目からは乗用車を意識しているので、本格的なエブリイワゴンの初代は、実は2代目ということになるのかもしれない。

なかでも660 ターボ PS エアロチューンなどは、角型のライトや大型エアロバンパーや、リアのルーフスポイラーを採用したり、現代のワンボックススポーツタイプの、いわゆる先駆者的なイメージがして、懐かしく思える。

そして現行モデルは2005年からは5代目となっている。ボディー形状はメーカーでは“セミキャブオーバー”と言っているが、解り易く言うと、“1.5ボックス”という形状になっている。そう言う意味では、先代の形状を継承していると言えないこともない。

全体的には、何となく垢ぬけたような垢ぬけないような、そんな感覚をうけてしまうデザイン処理になっていることが残念だと思う。特にサイドのスライドドアの“ドアハンドル”が、かなり目立つ。しかも、フロントドアのドアハンドルと接近しているので、余計に存在感がある。それと、リアクォーターパネル堂々と鎮座ましましている、ドアレール。この2点が、ものすごく商用車イメージを出し過ぎているように思えてならない。

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エアロパーツ選び

これを解消するには、目線を散らすことが肝心になると思うので、エアロパーツに頼らざるを得なくなる。

そこでパーツがどの程度手に入るのかと思い、調べてみると、ものすごく一杯あるという状態ではないのだが、選択肢に不自由をするほど少なくもない。

ただ、中には“族車”的なイメージになるものもかなりあるので、選ぶときには注意が必要になる。特にメッキ処理をしたホイールとの組み合わせは、かなり族車的になるから、コーディネートには充分注意していただきたいと思う。

そこで画像をチェックして、どんなイメージにするのかということを決めなくてはならない。画像を手に入れるために一番早いのは、エアロパーツメーカーのホームページを検索して、そこに掲載されている画像を見ることが一番早い。

しかしこれらの画像の役割は、ほぼ100%“販売促進”にあるので、あまり客観性が高いとは言えない。むしろ、客観性は低いと思った方がいい。事実、日頃こんな角度から車を見ることはないし、見せることもないというようなアングルから、迫力のあるショットを撮っていて、それが結構迫力があって思わず“う~ん、イケる”と思ってしまうから、怖い。それだけに、現車とはイメージの乖離があると、はじめから思っておいた方がいいと思う。

そこで、自動車雑誌のバックナンバーに、エブリイワゴンのエアロパーツ特集や、ドレスアップ特集が掲載された号があれば、そこにある画像の方が、はるかに客観性は高い。直接出版社に問い合わせて、該当する号があればほとんどの場合、有償だが送ってもらえる。一度確認をしてみるといいかもしない。

ショップ選び

こうしてパーツが決まれば、次はショップの候補を探すのだが、これはネット検索で充分だと思う。ショップの候補が決まったら、一度出向いてオーナーさんやスタッフさんたちとコミュニケーションを取った方がいい。

ショップとの付き合いは、有機的で期間も長くなるからだ。ご存じとは思うが、改造した部位はその時からメーカー保証の対象から外れるので、何かあっても相手にしてもらえなくなる。当然だが、修理もしてもらいえないことが、容易に想像できる。こうなったら、ショップが頼りになるのだから、いい関係を作っておくことは重要事項になると思っていただきたい。

タイヤ&ホイール

そして今度はタイヤとホイールを決めるのだが、ホイールが与える影響は大きく、失敗すると残念な結果になるので、求めるイメージをスタッフさんに伝えて、候補を挙げてもらい、その中から選べば失敗はしないと思う。

インチアップホイールに、扁平率の高いタイヤをセットして履かせるという、常套手段なのだが、結構きまるから楽しくなる。ホールの開口部から覗くキャリパーだが、赤や黄色にカラーリングをしてみたい。しかし、カスタマイズの時に、キャリパーを交換してあれば、ブランドカラーになっているケースが多いので、その場合には必要はないかも知れない。そして、ローターをスリット入りなどに交換しておくと、かなり迫力のある演出はできる。

シートの変更

室内に目を移すと、ちょっとプアーなシートが目につく。これをスポーツタイプのバケットシートに交換すると、ファッションと実効性の両面で満足のいくものになる。ちょっと前とは違い、今は選択肢も増えているので、スタッフさんに候補を挙げてもらって選ぶことができる。

最後に、しっかりとした強度のある、滑り止め機能の付いたスポーツペダルに交換しておくと、かなりイメージは変わる。

これで、かなりイメージの違う車にすることができたと思う。

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