コルトのカスタム

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アウトライン

ミツビシ“コルト”は2002年11月に販売が開始された、ミツビシ自動車のコンパクトカーになる。事実上は“ミラージュディンゴ”の後継車種となるのだが、ダイムラークライスラーと共同開発をした、いわゆるZカーの車名がコルトになったということも、背景にはあるのだった。

コルトの車名は“コルトギャラン”で途絶えていたので、実に30年ぶりの復活になったという事実もあるので、オールドファンとしては嬉しい気持ちもあったと思う。

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コルトはいわゆる“ベーシックカー”的な位置にいて、コンパクトカーの基本的な面を多く持っている。発売当初は、月刊販売目標を7000台に置いていたというが、最もサイズが近い“ホンダフィット”などの強力なライバルが多くいる市場のため、かなり苦戦を強いられることになったようだ。

そしてコルトと、同じプラットフォームを使用する姉妹車的な車に、ダイムラーの“スマートフォーフォー”がある。このスマートフォーフォーは、、欧州向けコルトとともにオランダのネッドカーで生産されていた。

しかしコルトは2012年6月に、日本国内向けの生産を終了してしまい、ニュージーランド及びオランダのネッドカー向けの生産のみとなったことは、大変残念なことだ。事実上の後継車種としては、タイで生産をされる6代目“ミラージュ”になる。ここでまたコルトの車名が途絶えることになったのだった。

コルトには派生車種も結構あって、“コルトプラス”などもそうだし、かなりスポーティーというのかハードなモデルとしては、“ラリーアートR”などもラインナップに加わっていたから、かなり凄い車だともいえる。

このコルトは都合、約10年間という長きに亘って生産をされていたので、エンジンのラインナップだけでも相当数がある。4G19DOHC16バルブストレート4 MIVEC 1.3L 90PS、4G15型DOHC16バルブストレート4MIVEC 1.5L 98PS、3A91型DOHC12バルブストレート3 1.1L 75PS(ヨーロッパ仕様のみ)、4A90型DOHC16バルブストレート4 MIVEC 1.3L 92PS、4A91型DOHC16バルブストレート4 MIVEC1.5L 105PS、4G15型DOHC16バルブストレート4 MIVEC ターボ 1.5L 154PS(RALLIARTのみ)という、大変に多種類のエンジンが採用されていた。

おそらくひとつのモデルで、これだけのエンジンを採用した車種は他にはないのではないだろうかと思える。

またトランスミッションは、CVTと5速MTが日本国内用で、ヨーロッパ仕様は6速セミATを搭載していた。駆動方式はFFがベースになっていて、車種によっては4WDを選択することもできるようになっていた。

サスペンションは、フロントがマクファーソンストラットで、FFのリアはトーションビームで、4WDのリアはトレーリングアームを採用していた。

コルトの外寸と重量は、全長3885mm、全幅1680mm、全高1550mm、重量990kg~1040kgトなっている。コンパクトカーとしては、標準的なサイズと重量といったところなのかも知れない。

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ストック状態での走り

そしてこの車の走りの評価は、総じて悪くはないようだ。中でも面白い寸評があったのは、最近の国産車はドイツ車よりになっているのだが、このミラージュはどちらかというとフランス車的な味わいがある、というものだった。

サスペンションもシートも、結構柔らかく、街中での乗り心地は大変快適だということだった。細かい振動もよく吸収されているし、段差を越えるときにも、揺れはあるが気になる大きな突き上げはないから、かなり快適だという。しかし、遮音性はそれほど高くはなく、音は入ってくるようだ。それも、気になるほどではないということらしい。

高速に入っても評価は悪くなく、柔らかい足まわりはフニャフニャというわけではないようだ。それなりに路面を捉えて、しっかりタイヤの接地面を路面から切らないようにしている、という評価になっている。それゆえ直進性もよく、レーンチェンジ後の収束性にも全く問題は出ないようだ。

ワインディングに入ると柔らかめのサスのためなのか、初期ロールが大きいのと、ステアリングの味付けがわざとらしいという点が現れる。また、ちょっとハードに攻めると、ブレーキング時にもちょっと速い速度でのコーナリング時にも、スタビリティーには不足を感じるというkとがあげられている。

それと、国産車の例にもれずブレーキの問題を指摘しているテスターも多い。やはり熱くなってからのタッチや、制動力の微妙な低下を指摘するケースがあるのが、ちょっと怖い。

これらのことをテーマにして、カスタマイズを考えていきたいと思う。

サスペンションとボディ剛性

足まわりなのだが、せっかくのフランステイストをスポイルすることにはなるが、やはり締まった感じにして、スタビリティーを上げるべきだろうと思う。

しかし、あまりに固めることはしない方がよく、ダンパーの減推力に頼って粘り腰のあるセッティングにしたほうが、扱いやすくしかも速く走ることができるようになる。

そして、しなやかになった足まわりをさらに生かすために、ボディーの補強をしておきたい。サブフレームとボディーの接続の強化は、永遠のテーマになっているので、これを解消したい。それには、リジッドカラーを入れることをお勧めしたい。その上で、アンダーボディーに補強材を入れて、さらにフロントにはタワーバーを追加しておくと、別ものになったようなフィールを得ることができる。

ブレーキ

そしてブレーキなのだが、対向4ポッドの高剛性キャリパーを入れて、耐フェード性の高いパッドに交換。そして、高沸点タイプのフルードに交換して、ステンレスメッシュなどで補強をした高剛性タイプのラインを入れれば、かなりタフでしたたかなブレーキにすることができる。

エンジン

最後にエンジンなのだが、吸排気系の高効率化を図ってから、改めて燃調を取り直す意味と、空き領域を使えるようにするために、ロムのマッピングを変更したおきたい。こうしておくと、全回転域でパワーもトルクにも厚みが出て、使いやすいエンジンにすることができる。はっきり体感できる程度の差は、これでつけることができるようになる。

これで、かなり早いコルトを作ることができたと思う。ラリーアート仕様を喰えるほどではないかも知れないが、単なるコルトだと思うととんでもない目にあう車には出来たと思う。

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