コルトラリアート Version-Rのメンテナンス

この記事の所要時間: 52

もともとコルトと言う車は、いわゆるホットハッチを目指して造られた車ではなく、フィットのような存在を目指したと考える事の方が納得のいく部分が多い。
それを、言葉は悪いのだが、結構無理やりにホットハッチにしてしまったようなところが、随所に見られる。
こういうところに、気を配ってメンテナンスをすれば快調な状態を保てると思う。
それを象徴するような部分が、ボンネットにあるダクトだ。
インプやレガシーのターボバージョンにも、ボンネットダクトはあるが、基本的にはインタークーラーに走行風を入れるためのものなのだ。しかし、実際にはエンジンルームの熱をフロー下に逃がす役割を持っている事も事実ではある。
しかし、バージョンRのダクト位置と形状は、単純に排熱を目的にしているため、その効果はどうなのかなと思える。
この為に、熱による様々なマイナス部分を考慮したいところだ。

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熱によるエンジンオイルの劣化に注意

熱によるマイナス効果として考えられる事は、結構多い。
エンジンオイルの劣化等は、もっとも注意しなくてはいけないと考えた方がよい。
そのために、メーカー指定の交換時期などは全く無視をするべきことだと考えたい。
このエンジンはもともと神経質なエンジンではなく、実用的なエンジンに対してターボで武装をしたものなので、エンジンオイルの質よりも、交換頻度に留意した方がよいと言われている。つまり高品質なオイルを永く使うよりも、そこそこな品質のオイルを頻繁に交換した方がエンジンのためには良いということになる。
チューンをして、サーキット走行を頻繁に行う場合はこの限りではなく、高品質オイルを使用することをお勧めするが、峠を攻める程度の走りではその必要はないと思っていただきたい。とにかく、3000Kmを目安に交換した方がよいようだ。
同じように、FFのトランスファー付近にも熱が溜り易いと考えられるので、ギアオイルの交換も早目にすることをお勧めしたい。
このミッション、意外にタッチがよく、節度のある感触が楽しめるのだが、オイルがヘタってくるといきなりタッチが変わってしまい、なんだか楽しくなくなるようだ。
現代の車にしては珍しく積極的にMTを搭載しているだけあって、このタッチを楽しむためにもオイルの早目交換をお勧めしたい。
同じ意味で、クラッチやブレーキのマスターシリンダーの点検頻度を上げた方がよいとも考えられる。樹脂の熱による劣化など、外見上の変化を見逃さないでおいた方が絶対によい。
特に、近年の夏の高温時にはエンジンルームの熱は、どの程度まで上がり、こういったパーツに対する影響があるのかと言うデーターがないので、自分の目で確かめることしかできないから、要注意だ。

ドライブシャフトのブーツにも注意が必要

同じように熱で劣化するパーツの一つに、ドライブシャフトのブーツがある。
位置的にも、熱害を受けやすいし、摺動部分をカバーするわけなので摩擦熱プラスエンジンルームの熱害による劣化は、想像以上に激しいと思われる。
インプの場合でも、曲がりの大きいジョイント側の破れではなく、ミッション側の破れが出ているケースも多いようなので、バージョンRにもあり得ることなのだ。
ミッション側はジョイントの曲がりが少ないために、滅多な事で破れる訳はないのだが、これが案外簡単に破れる例があると言うことは、熱の影響以外には考えられないと、内緒でメカニックの方が言っていた。
バージョンRでも、破れが起きていないとは言えないのだから、ここは要注意だろう。点検に出した際に、ひと言お願いしておくとよいと思う。
ブーツが破れたことを知らずに走り続けると、それなりに悲惨な事になるので充分にご注意願いたい。
また、LLCの変化にも気を配った方がよいだろう。
熱によっての劣化はもちろんなのだが、別の意味でオイルの混入等がないかどうかを知ることができるからだ。
ターボの威力でパワーアップと言うことは、それだけ燃焼室やその周辺の温度が激しく上昇すると言うことなので、ガスケット類に対する負担も大変に大きいことになる。
もちろん、対策品を装着しているのだろうから、簡単にはトラぶったりはしないのだろうけれど、サーキット走行を頻繁に行う方等は絶対に要注意だ。
高回転域を常用すれば、総合的な熱量は大変なものになるので、ガスケットにかかる負担も全く違うものになるからだ。
LLCが白濁していたりしてはいないかなど、頻繁にチェックをしておいた方がよいと思うのはこのためだ。

樹脂パーツの手入れ

そして、トラブルにはならないのが、この車のひとつの特徴としてエクステリアに使われている“樹脂パーツ”がある。
これがデザイン上、大きな役割を果たしているのだ。
例えばオーバーフェンダー等は、ブラックの樹脂パーツであり、未塗装のまま装着されていて、バージョンRの野生味を表現する役割を大きくになっているわけだ。
また、ボンネットのダクトも同じ役割を持っているし、フロントグリルの大きな樹脂パーツも同様だ。
しかし残念ながら、これらのパーツは紫外線の影響で劣化してしまい、白っぽくなってしまうのだ。
こうなると、デザインの一部であるために、外見上に対する影響は計り知れないほど大きいくなるわけだ。
いくら洗車をしてワックスを掛けようが、この部分が白っぽくなっていっては全くの興醒めと言うことになってしまう。
この為に、この樹脂パーツは常にメンテナンスをしておかなければ、恥ずかしいことになってしまうのだ。
樹脂をメンテナンスするアイテムは数多くある。
手軽に使えるが、頻繁にメンテナンスの要求をされるものから、作業後一週間程度の水濡れ厳禁だが効果は半年前後と言うものまで、先ず多くのアイテムがあるので、自分のスタイルに合わせて選んで使えばよいと思う。
上手いメンテナンスをして、いつまでも快調にバージョンRを大切にしていただきたい。

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