フィットのドレスアップ

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アウトライン

フィットが登場したのは2001年6月だった。当時このクラスではトヨタのヴィッツが独壇場と言っていいほど、市場占有率は高かったのだから、フィットは当初は苦戦を強いられるのではないかと言う見方が、趨勢を占めていたのだった。

しかし、出てみるとあっという間に受注台数は初月度で48000台に達してしまったという、驚くべき結果になったことはそう、古い記憶でもないだろう。とにかくこのクラスの常識を超えた室内空間の広さが、ファミリー層にも若い世代にも充分に納得のいくものだったことは、大きな要因の一つだったのだろうと思える。この室内空間を実現したのは、燃料タンクをフロントシートの下にレイアウトしてしまったという、いかにもホンダらしい発想の結果なので、何となくホンダイズムを感じさせてくれる車でもある。

そのデザインはなかなか当時としては、先端を行っていたように見える。ヴィッツのように保守的な2ボックスタイプではなく、同じ2ボックスなのだが、ボンネットからフロントグラスにかけての処理や、リアエンドまわりの処理などからくる全体的なフォルムとしては、かなり先進的だったと言えるのだ。

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このデザイン処理がまた、若い世代にもそれよりもちょっと上のファミリー層に受け、更には若い女性の人気も得たことが驚異的な受注数になったのだろうと思う。そして加えて言うのならば、決してスポーツカーではないこのフィットは、かなり良く走ったと言う事実もある。もちろん、スポーツタイプの設定もあるのだが、ごく普通のフィットでも、街中はもとより、高速でのクルージングや、ワインディンぐでもよく走ることができたのだった。高速でのクルージングに関して言えば、エンジンの音量は決して小さくはない(何しろ低コスト生産車なので仕方がない)のだが、その音質がけっして耳障りではないために、快適性が損なわれることはなかったようだ。

これは現行の2代目になっても受け継がれていて、かつてのシビックなどにも共通する、ホンダエンジンの美点でもあるのだろうと思う。

こうしたいいところがたくさんあった結果なのだろうが、2002年の車名別登録台数では、とうとうトヨタのカローラを抜いてしまいトップになると言う栄冠をつかんだのだった。とにかくホンダ車がトップになったのは、記憶が正しければ、この初代フィットだけではなかっただろうか。低迷を続けるフラッグシップカーの“レジェンド”を助けるかのように、このフィットは売れ続けた。

しかし、時代はHVにフォーカスしていき、トップの座はもろくも崩れ去り、トヨタのプリウスに持っていかれてしまったのだが、それでもホンダ以外の車を合わせても“売れ筋”には違いはなかったのだった。もし、このフィットがトップの座を明け渡すことがなかったら、ホンダはF-1からの撤退はなったのか菜とも思うが、決してそんなこともないのだろうとは思う。

そして2代目のフィットが登場してみると、キープコンセプト路線をいっているのだが、先代よりも明らかに洗練さえていることに気づく。ボンネットからフロングラスに流れるラインは、より洗練されていてい、なかなかいいイメージにはなっている。また、余分なデザイン線を入れないことで、ボディーサイドもすっきりとした感じに仕上がっているので、ファン層を保っていくことは充分に可能だろうと思われる。

先代のファンが年を経て、一クラス上級に移行した人も多くいることだろうが、また新しい若い世代がファンになりやすいデザインでもあることは事実だし、相変わらず若い女性が運転しているフィットを見かけることも多くなっている。また先代フィットから、横滑りしてきた感のある年齢層の女性が運転しているフィットも、ちらほらと見えるから、割合に安定した人気を保っているのだろう。

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エアロパーツ

こんなフィットなのだが、やはりドレスアップともなれば欠かすことができないのは、エアロパーツキットだろう。そこで調べて見ると、かなり多くの背品ラインナップがあるので、フィットの人気度が判るのだった。

しかし、各社の製品はそれぞれにイメージが違う。そこでやはり自分が求めるイメージを決めておいて、画像チェックをすることからドレスアップの作業は始まると言っても過言ではない。カー雑誌や、ネット検索で様々なものを見られるので、いくつかの候補を選定することはそう難しくはないと思う。

ショップ選び

イメージ候補の製品をピックアップしたら、次はその製品を取り扱っているショップを探すことになる。もちろんなるべく近い方がいいので、場所も大切な要素になる。こう言ったことも、カー雑誌の広告やネットで検索は可能だから充分に下調べをしていただきたい。

ショップの候補が決まったら、実際に出向いてデモカーや他の顧客の車などを見せてもらって、実車チェックをすることは大変に重要なことになる。実車をチェックすれば、エアロパーツ自体のクオリティーと、ショップの取り付け技術、そして雑誌やネットでみた画像と実車のイメージに乖離はないか、等と言うことが一気にチェックできるから、できるだけやった沖田いことだと思う。

また、ここで直接ショップの人たちとコミニュケーションをとることができるので、今後の付き合い上でいい人間関係を構築できるかどうかと言うことも判るから、実際に出向くことをお勧めしたい。
ショップとの付き合いは、その時にパーツをつければ終わりと言うことには、決してならない。段階的にドレスアップをすることもあるだろうし、段階的にカスタマイズをしていくことだってあると思うからだ。その都度その都度で、自分の要求も変わってくるかもしれないし、残念なことにちょっとしたことでせっかくのエアロパーツを壊してしまうことだって、皆無ではないわけだからだ。そんなときに、充分に相談に乗ってもらえる関係を構築できていれば、何とも心強いと思うのだ。

タイヤ&ホイール

こうして、エアロを装着したフィットは足元も決めてあげなくてはかわいそうだ。人間のファッションだって、最終的には足元が決まっていないと、何となくオシャレには見えず、車だって同じことだ。

そこで、やはり常套手段的なのだが、インチアップホールに扁平率を示す数字が小さく、厚みの少ないタイヤをセットして履かせてみたい。これでかなり決まった感じになるのだが、ホイールを選ぶときには充分に注意をしなくてはいけない。結構ホイールひとつで、その車のイメージが大きく変わってしまうからだ。予算と欲しいイメージを、ショップの人に伝えていくつかの選択肢を用意してもらい、その中から選べば悪い結果にはならないと思う。

そして、ホイールの外周に3mm程度の幅で、カラーリングをしてみてはどうだろうか。色としてはダークレッドやイエローなどがいいと思う。ボディーカラーとのコーディネートを考えてやるとたのしい。さらに、大口径になったホイールの開口部から見える、キャりパーとローターなのだが、この外周の色と同色にしてみることはどうだろうか。なかなかオシャレな感じになる。ローターはスリットの入ったもなどに交換しておくと、停車時にもアピールのできる車にすることが可能だ。

インテリア

最後にインテリアなのだが、やはりシートをバケットタイプに交換しておきたいところだ。ファッション性と実効性を兼ねて、やっておきたいと思う。こう言ったホールド性の高いシートに交換すると、急にドライビングテクニックが向上したように感じることができる。それは、コーナーやブレーキング時など、車は常にGがかかるのだが、その都度体に力を入れる必要がないので、ステアリングやペダルの捜査に専念できるからだ。その結果、操作は的確になるので車の動きも非常に滑らかになる。タイヤにも優しい運転ができるようになるので、ぜひ交換をお勧めしたい。

ちょっと以前までは“レカロ”が代名詞で(今でもそれは変わらないが)、ほかのシートはダメと言う感じだったが、現代ではそんなこともなく、かなり各メーカーとも性能、ファッション性ともに高くなっている。ショップの方に予算とイメージを伝えて、いくつかの候補を用意してもらい、その中から決めればよいと思う。

そして、最後にきちんとした強度を持った、滑り止め機能を持ったスポーツペダルに交換しておけば、フィットらしくないフィットに変身できる。

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