マツダロードスターNCのメンテナンス

この記事の所要時間: 446

NCの楽しみ方は、何といっても“ライトウエイトスポーツ”の醍醐味を味わう事につきる。
現代のエコを最優先に見る世の中では、結構居辛い場面も多いのだが、そこはぐっと堪えてライトうウエイトスポーツの醍醐味を味わうことに対して、全力挙げて取り組みたいと思う。
この車の特徴は、オールドファンには懐かしく、反面若いファン層にとっては新鮮なフィールであるのだが、その原点は何となく“ロータスエラン”にあるような気がするのだ。
ライトウエイトスポーツは、間違っても“重い”フィールを持ってはいけないと言うことを大前提にして、メンテナンスのポイントを考えていくことにしたいと思う。

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ドライブフィールを重く感じる原因

では、車のフィールを重く感じる一番の原因は何か、と言うことを考えてみたい。
車の挙動が軽く感じられるときを想いだすと、絶対的に上位を占めるのは“エンジンの吹きあがり”だろう。
エンジンが想い通りのレスポンスを示してくれれば、その車の総重量が2tを越えていたとしても軽快だと感じることができるわけだ。勿論、その為にはパワーがなければならないと言う事は、絶対条件なのは言うまでもないが、とにかくエンジンのレスポンスの良さは車の軽快さをフィールとして受け取る大きな要因になると言える事は確かだ。
更にはこのエンジンに連動しているパワートレーンの全ては、エンジンが発生したパワーをロスをするデバイスになっている事は、すでに周知の事実だ。
ではこれらに共通して言えることは何かと言うことなのだが、それは“オイル”だと言うことになる。
また、摺動部分も抵抗になっていて、パワーロスにつながる事になるわけだ。
このように、エンジン・パワートレーン・駆動系の摺動部分等の動きを軽くなるように保つことは、この車の軽快感を保つための必須条件だと考えていただきたい。

やっぱりオイルの影響が大きい

ではこれらのセクションをどうやってメンテして行けばいいのだろうか、と言うことになるのだが、答えは簡単であり“適切なオイル”を選ぶことになるわけだ。
特に一番影響力(良くも悪くも)があるのは、エンジンオイルだろう。
このNAエンジンの基本は“アクセラ”等に搭載されていたものを、NCのためにかなり手を入れて開発をされているエンジンなのだ。
前モデルのエンジンのれ部リミットが7000RPMであったのだが、このエンジンのレブリミットは7500RPMと、500回転も引き上げられているのは、高合成で精密な工作制度を持った鍛造クランクシャフトの開発に根付くものだと言える。
この一点をとっても、マツダと言うメーカーのこの車に対する開発姿勢と言うことを、充分に窺い知ることは可能だろう。
従って、かなり神経質なエンジンだと思われがちだが、その割にはラフな扱いをしてもそう簡単には壊れないのが凄いところだとも言える。
その反面、適正なオイルを適正な間隔で交換していれば、かなり好感度の持てるフィールを提供してくれるという事実もあるのだ。
この車の棲む地域の気温によって、選ぶオイルは変わってくるのだろうが、しっかりと適正なオイルを選んで、好感度の持てる状態を保持していくことがライトウエイトスポーツの楽しみ方になるだろう。

ギア関連のオイルは重要

そして、このエンジンが発したパワーを、なるべく無駄なく、更にはその機能を高い水準で発揮させるためにも、各ギア系統のオイルは、こまめに探検交換をすることを是非ともやらなければならないだろう。
エンジンだけをしっかりとメンテシテも、この関連した部分のエネルギー損失が多ければ、相対的なレスポンスは低下することになる。
また、ライトウエイトスポーツの特権とでも言うべき、MTのシフトフィールは大きく損なわれることにもなるし、FRならではの独立したデフにLSDの組み合わせは、オイルの劣化によってノイズが大きくなったり、反応が鈍くなったり等と言う現象も避けられないことになってしまうわけだ。
この辺の事は、クリアーにしておかなければ軽快感は薄れてしまい、ちょっとヤレた感じになってしまうことになるわけだ。
実質的にはどこもヤレてはいないのだが、感覚的な分野での出来事なので、実際に加速等を計測した時にどのぐらいの違いがあるかと言う事は解らない。
しかし、人間の五感と言うものは、かなり信じられるレベルだとも言っても良いだろうと思う。
車に慣れてくると“ああ、●●から音がする”等ということについては、プロのメカニックの方達よりも敏感かもしれない。
とにかく、各ギアのオイルもエンジンオイルの交換(メーカーの推奨は無視して、最長でも5000Kmをめどに)2回に1回は、交換をしていただきたいものだ。
また、定期点検毎には、各ダストブーツに守られている摺動部分の点検と、必要に応じての給脂を実施するべきだろう。
この程度のメンテをしていれば、相対的な軽快感を損なうことなく、NCと付き合っていけると思う。
NCの良さは、オールドファンにはなつかしい、ロータスエランにあり、若い世代には新鮮な感覚なのだから、その意味をしっかりとご理解いただき、メンテをやっていただきたいと思う。
現代の社会情勢を考えても、今後このような楽しさに溢れる車が、どれだけ登場してくるのかは、またく不透明になっている。
この車が、生産ラインに乗っていると言う事は、ある意味では奇跡的な事かも知れない。
NCユーザーの方達は、どうかこの車を末永くいたわってやっていただきたいと思う。

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