フェアレディーZのドレスアップ

この記事の所要時間: 539

34型系のZは、どことなく初代S30系のZとイメージがダブる感じがしてならない。
多分、完全なロングノーズ・ショートデッキのフォルムがそう連想をさせるのだろうと思うのだが、実際にはひとつも似ているところはないのかもしれない。
パネルごとに比べれた場合には、全く違うデザインになっていることだとは思うが、しかし、それを集合して一台の車になったときには“う~ん、何となく似ている”と思わせてくれるから面白い。
2代目以降、だんだんと元のフォルムから離れて行ったのだが、この6代目にしてなんだか元に戻ったような気がしてならない。
実に、逞しくもあり、グラマラスなボディーラインは、この車のターゲットとしている40~60代の年代層には、青春の想い出を?きたててくれそうなデザインであり、しかも良くまとまっている感じはする。
細かいところを見てしまうと、それはそれで粗もあるが、全体としては良くまとめてくれたと思える仕上がりになっている。

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特に大きくフレアーしたリアフェンダーが、少しも嫌味にはならず、なんだか以前からこのデザインだったような懐かしさを覚えてしまう。これにバランスを取るかのように、やはりフレアーしたフロントフェンダーとのバランスも絶妙で、本当にいい味を出していると言える。
さらには、前モデルよりも全長が短くなっている事も、全体のバランスを取る意味でも良かったのかもしれない。
良くあるように、モデルチェンジ後に大型化してしまった場合、このデザインでは間延びがした感じになっていたかもしれないからだ。
とにかく存在感があり、嫌味がないけれども人目を惹くフォルムに仕上がった事は、大変にありがたいことだ。

エアロパーツ

このデザインを活かして、大きくイメージを変えずに、しかもかなり鮮烈なイメージに仕上がるエアロパーツが幾つかある。
これらもやはり、レース活動に裏打ちをされたノウハウから出ているものなので、相当に機能的であり、細部の仕上がりも抜群に綺麗だ。
良く昔から“美しいマシーンは速い”と言われていたが、まさにそんな雰囲気の仕上がり感を見せてくれるものだ。
ボディーとの接続部等の綺麗さは、ちょっと普通のパーツとは違い、群を抜いた仕上がり感をもっている。高級感に溢れた仕上がりになる。
この数社のデザインコンセプトは、何となく似通っているのだろうが、微妙に違い、それは表現の仕方にあらわれてくる。
例えばリアのエアロが“スポイラー”なのか、“ウイング”なのかと言った違い等がそれに当たる。一見、大人しいスポイラーなのだが、実は強烈に気流をコントロールしていたり、見る限り効きそうなウイングタイプのパーツだったり、個性を発揮できるものは揃っている。
このどちらをとっても、鮮烈なイメージに仕上がる事は間違いないと思う。
サーキットを走るマシーンそのものが、自分のZになったような錯覚を起こさせてくれることだろう。

フロントのアンダースポイラーやカナード、リアウイングなどを塗装しないで取りつけると、通常だと何となく取ってつけたような感覚になるものなのだが、この34型のZのばあい、結構ワイルドな感じがして、それはそれでなかなかのイメージになるから面白い。
また、このウイングだが、かなりエキセントリックで、まさに歌舞伎者と言った風情でありながら、レーシングマシーンそのものと言ったような感性を示してくれるパーツもある。
このエアロの場合、フロントのアンダースポイラーやカナードは塗装しておいて、リアのウイングのみをカーボン素材の色のままにしてしまうと、かなりエキセントリックな感じにもなる。ショップで、取りつけた車の画像や実車を見ることができれば、大変に参考になることだろう。
イメージ通りの車に仕上げるための努力は惜しめない。

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タイヤ&ホイール

続いて、タイヤ・ホイールだ。
これは、ノーマルの状態でもかなりファットなものがついているので、変える必要がないのかもしれないが、ここはやはりイメージの問題で変えてしまいたいと思う。
18インチがついている場合は、インチアップの要素が残されているので19インチにすると、かなり迫力が違い、凄味を増してくれる。
その時に、よりワイドなタイヤ・ホイールを付けると、より効果的だ。19インチがついている場合は、このよりワイドなタイヤ・ホイールにしてしまうことをお勧めしたい。
この場合、フロント・リアのフェンダーの“爪折り加工”が必要になる場合もあるので、どの程度まで広げるのかと言う事は、よく考えてからやるべきだし、迷うようだったらショップの方に相談をするべきだ。
これでかなり決まってきたと思う。

ブレーキキャリパーとローター

次には、ホイールの開口部から見えるキャリパーとローターだ。
キャリパーはノーマルの状態でも、赤に塗装はされているし、ブレンボ等に替えた場合にも塗装はされている。これに不満があるようだったら、思いきって自分の好きな色に変えてしまえばどうだろう。キャリパーを外して単体で売ると言う事も、殆どないだろうから、ブレンボであれ、なんであれ、自分の好きな通りにやってしまえば良いのだ。ボディーカラーとコーディネートをする事も、かなりいいかもしれない。
そして、ローターだが、ドリルドローターやスリットの入ったローターに替えると、これはかなり効果的だ。停車している時の訴求力は相当高い。このZやGTR、インプのSTIやレガシィ、ランエボ等など、これをやると活きる車は少ないが、活きるとかなりビジュアル面では効果的だ。
充分に検討の余地はあるはずだ。

シートの変更

最後に、シートだが、ノーマルのシートでもかなりホールド性はよくファッション的にも悪くはないのだが、ここまでやった車ならば是非“レカロ”にしてみたいものだ。
このシートは、それだけでもグッドデザイン賞をあげたくなるような存在感があるし、実際の性能は言うまでもない。
お金は大変なのだが、ちょっと無理をしてでもやってみたいところだ。

どこまでやれば100%満足なのか、と言う問題はあるが、ここまでやれば大きな部分についての事はほぼ終わったと思ってよいのではないだろうか。
あとは、このイメージを損なわないように、気がついた小物を追加していけば良いだろう。
小物には、それを付けることによってイメージを損ねるものもあるので、選ぶ際には要注意だ。
思い切り、個性を発揮しているこのZは、かなり人目を惹くし、自己満足度も高い。
更には、カスタマイズによって走行性能もそれなりになっているから、本当にZらしい車になった事だとおもう。

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