パジェロのカスタム~オンロード使用をメインに

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初代はフォルテをベースに開発された“スーパーオフローダー”として、1982年にリリースされた。以来30年に亘って作り続けられ、パリ~ダカールラリーでは通算12勝を数える優れた車だといえる。
3リリースから30年目になるのだが、現代のパジェロは4代目になる。30年で4代目ということは、1代あたりのライフスパンが長いことになる。

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4代目(V83・87・88・93・97)のアウトライン

現代の4代目は、初代から見るとかなり大きくなったように感じるのだが、実際に大きくなったのは全幅で、初代が1680mmに対して4代目は1875mmある。その他のデーターは初代の全長・3995mm、全高1850~1890mm、ホイールベース2395mm~2695mmに対して、4代目は全長4220mm~4735mm、全高1845mm~1855mm、ホイールベースは2545mm~2780mmなので、そう大きく変わったところはない。
全幅が195mm増えたことと、初代は直線的だったボディーデザインが4代目ではホイールアーチをフレアーさせたり、エッジに強いRをつけたりしたことにより、視覚的な効果も大きいのかもしれない。
とにかく大きく見えることは確かなのだ。実際に受領は2tオーバーというヘビー級でもある。

この4代目の主なマーケットはヨーロッパだという。
開発もヨーロッパの市場で好まれるようにと、絞られて開発をされたという。

エンジンパワーは230Ph・33kg/mという数字なので、数字だけを見るとパワフルに感じる。実際のパワーウエイトレシオも軽く馬力あたり10Kgを大きく割り込むため、走らせて見てもパワフルとは言えないのだが、2tオーバーで或ことを感じさせる場面は少ない。
しかしもうちょっとピックアップがよければな、という感覚はたしかにあるので、何か手を打ちたい感じはする。

高速での安定性は歴代パジェロの中でも、多分ベストだと思われる。しかし、BMW X5やポルシェカイエンのようにワインディングを走ることは、ちょっと苦手かもしれない。
別に安定感がないとか、回頭性が悪いとか、ヘビー級の重量が影響して一発であおりが収まらないということのようではない。多分、ダート特性にセッティングを振ってあるのかもしれない。
実際にダート走ると、かなり優秀な特性を見せると友人が言っていたので、オンロードもこなせるオフローダーという位置づけになるのだろう。
これは、自分の主たる使用目的がどちらなのかで、セッティングのことを考えるべきだろう。

さすがにヨーロッパを意識して開発されただけあって、ブレーキはタッチ・効きとも、良い部類に入る。
フロントの対向4ポッドキャリパーは、かなりストッピンパワーがある。しかし、このヘビー級を連続して減速・停止させるためには、お釣りがくるというほどでもないことは確かだ。
かなり余裕を持たせたいところでもある。

こう言う部分を対象にして、カスタマイズを実施していくことにしたい。

ワインディングを快適に走れる足回りに

まずは足回りをどうするのか、ということだが、実際にパジェロを購入してオフロードを楽しもうということなら別だが、普段から舗装路を走ることがほとんどだ。しかし、峠を攻めることまではしないけれど、とりあえずワインディングを今よりは安定して速くはしりたい。できればカイエンと同じレベルとは言わないが、それに近いところまでは持っていきたい、といったところを目指してはどうだろう。

このレベルで考えると、ボディーの補強はいらないと思う。
サスキットを、バネレートが高くて、ダンパーの減衰力の高いものに変更してしまえば、かなりの線まで走る車に変わる。当然だが、オンロード用のキットはローダウン化を伴うので、車高が下がり、最低地上高も下がる。キットによって、ローダウンの数値が違うので、ショップなどでよく調べてから取り付けたほうが良い。
補強はいらないと思うと申し上げたが、どうしても不安があるとか、やっておいたほうがいいと思うという方は、オフロード用の補強パーツを取り付ければ、相当強化可能なので一考されてみると良い。
これで、ワインディングはかなり安定感のある走りをできるようになる。

ブレーキは2tオーバーの車重を考えて

ブレーキだが、やるとすれば対向6ポッドのキャリパーを奢ってやることがベターだろう。後でホイールをインチアップをするつもりならば、その時に大口径のローターに交換することもいいと思う。
ホースを高剛性化して、パッドを耐フェード性の高いものに変える。冷えている時に極端に効きの悪いパッドもあるので、よく相談して決めないととんでもないことになることもあるので、要注意なパーツだ。それと、フルードを耐ベーパーロック性の高いもの変える必要もある。これは水分の吸収性が高いものが多く、そうなると沸点が下がってしまい、逆効果になるため、日頃から濁っていないかということをチェックしておく必要がある。
できればマスターシリンダーも交換しておきたいところだ。
これだけやっておけば、ワインディングを連続して攻めても、ブレーキで怖い想いをすることはほとんどない。特に下りの連続使用にも充分耐えられるはずだ。しかし、積極的にエンジンブレーキを使うことは、くれぐれもお忘れなく。この車は2tオーバーだという事実があるからだ。

基本性能を活かしてエンジンを調整

エンジンだが、基本的な性能は悪くない。特にトップエンドまで、デッドエンドとまではいかないが、かなりスムーズにストレスなく回ってくれることと、トップエンド付近でもトルクの落ち込み感が少ないことは嬉しい。
これなら、吸・排気を高効率化して、ロムを書き変えることでかなり体感上の不満はかいしょうできる。
それと、ピックアップ面はスロットルコントロールユニットをチューニングパーツと交換することで、かなり改善できる。
昔のワイヤーコントロールのスロットルが懐かしいが、ないものは仕方がないので、この手を使うことにしたい。

これでパジェロのオンロードスペシャルの完成だ。
ローダウンしているので、一般的な車よりは余裕があるが、オフロードの走破性は落ちているので、もしオフロードに突入しなければならないときは、大きい石などには充分気をつけたい。決してまたごうなどと思わず避けることが先決であることをお忘れなく。

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