デリカD2のドレスアップ

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このデリカD2という車は、3代目のスズキ・ソリオをそっくりそのままOEM供給で受け取り、市場に出していることは誰でも知っていることだろうが、それにしてもエンブレム程度の変更程度になっているから、なんだか釈然としない部分もある。

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ソリオ自体のデザイン的な部分は、ワゴンRを何となく連想させてくれるところもあるので、なんと評価しても、無理やり普通車のサイズに直した感じがしないでもない。
何となく全体的には、無理に伸ばした部分とか、様々な部分の矛盾とまでもいかないような、アンバランスな部分が垣間見えてしまうのだ。
例えば曲単に短いボンネットの全長と、切り立ったフロントグラスのバランスやあまりにもフラットで、何か野暮ったさを感じさせるルーフラインなどもその中に入る。また、国産車によくあるデザイン処理なのだが、フロントバンパーに入ったデザイン線をそのまま、フロンのホイールアーチにもっていってしまい、さらにボディーサイドのプレスラインにつなげると言う、手法も何となくいただけない。しかも、そのデザイン線が、全て鋭角なラインになっているから、存在感があるようでなく、邪魔なだけの存在になってしまっているように感じるのだ。

だったら、フロントバンパーのデザイン線をなくして、フロントのホールアーチをフレアーしたRだけで構成したほうが、ボディーサイドのデザインももっと自由になると思えるのだ。
リアにも同じようなことが言えるので、困ったデザイン処理だと言わざるを得ない。

軽だったら全体の質量が小さいので、こんなに目立たなかったのかもしれないが、コンパクトとは言いながらも普通車のサイズになると、やはりそれなりの質量があるので目立ってしまうのだろうと思う。まあ、これがソリオそのもので、デリカではなければ、許されるものだと思うのだが。
こう言った部分は、板金技術を使ってつぶしたり、パテを盛って消したりなどのテクニックを使えばなんとかはなるのだが、果たしてそこまでやることが必要なのかどうかと言う問題に突き当たってしまう。当然ながら、やり直しは厳しいもんだいになるし、金銭的にもエアロキットを組むよりは、はるかに高額になる。また、CGを使って完成予想図的なものを見ることも、現在ではできない。多分、将来的にもそんなソフトを使って、完成予想図を見せてデザインを決める板金屋は出ては来ないだろう。ただ、ショップになると大金をつかって、ソフトを開発するところも出てくるかもしれないが、あまり期待はできないことだろう。

エアロパーツ

そんなわけで、ここはソリオ用として開発されたエアロキットを選んで取り付けて、野暮ったい部分から視線をそらせることで、マイナスイメージから脱出してしまう事が最善の選択肢ではないだろうか。
D2用として市販されているものは、数少ないのだが、ソリオ用としてはいくつか市場に出ているので、自分のイメージで選べばよいのだが、画像のチェックから始めて、現車チェックは怠らない方が良いと思う。
パーツを取り付けた時の精度などのクォリティーから、ショップの取り付け技術などは、やはり現車チェックをしなければわからない部分は多い。ぜひ、ここは労を惜しまずにやっていただきたいと思う。
当たり前なのだが、これらのエアロキットは、どのメーカーの製品でもローダウンをしないで付けると、かなり間抜けに見えてしまうことは事実だ。

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タイヤ&ホイール

そして、やらないと間抜けに見えるのがタイヤ・ホイールの交換だ。やはり、インチアップをしたホイールに、扁平率を示す数字が小さく、厚みの少ないタイヤをセットして精悍さを表現したいところだ。ホイールの選び方は、この車だったら選択肢は広いと思う。メッキホイールを付けて、ちょっとヤンキーっぽいイメージを出すことも、この車だったら変な意味ではなく、許されそうだ。また、対局にあるシンプルなバナナスポーク的なホイールで、走りの美学を表現することも全く問題はない。どちらをつけても、少なくてもエアロのイメージを損なうことはない。逆に言ってしまえば、エアロのイメージが結構薄いので、ホイール選びの選択肢が広がっていると考えてもいいのだろう。
また、この車の場合には、ぜひフェンダーとタイヤの面一化をしたいところだ。かなり迫力が違ってくるからだ。

メッキホイールを選んだ場合、ステッカーでも結構遊べると思う。それこそヤンキーっぽいステッカーで、遊び心を表現しても、あまり眉をしかめる人もいないように思う。
とにかく、楽しいイメージにすることは、ステッカーを選べば充分に可能になる。
こんなことをやるときには、はっきりとプレスラインに合わせて角のあるヘッドライトのレンズに“アイライン”を入れたくなる。ボディーカラーに合わせたり、反対色を使ったり、黒でいったりなど、アイラインの面白さを使って見ていただきたいと思う。
それと、タイヤのホワイトレター化をしてみることも、何となくイメージとしてはステッカーで遊ぶこととあっているかもしれない。タイヤのホワイトレター化は、失敗しても溶剤で消せるので、安心してやってみていただきたいと思う。
ちょっとだけ、レトロなイメージも出せるので、アメリカンなイメージを好む方にはお奨めをしてみたい手法だ。

懐かしい、グッドイヤーやファイアーストーンのホワイトやイエローのレタータイヤを履いたフォーミュラマシーンが、インディー500マイルレースを席巻していた頃のイメージを出せるかもしれない。タイヤと、ステッカーで、この頃のイメージを出せればかなり面白いドレスアップができそうだ。
様々なコーディネートを考えることも、結構楽しいので、古い雑誌やネットの画像を参考にして考えてみて頂ければ面白いものになると思う。

インテリア

室内用の小物もかなりあるので、エクステリアのイメージに合わせて選んで取り付ければ、イメージはくるわないと思う。例えば、メッキホイールを選択したら、室内の小物もメッキを使ったものを取り付けるなど、バランスを取ればいいと思う。ただし、室内に付けるパーツのメッキの量は、細い縁取りなどにとどめるべきで、あまりメッキを主張すると、どぎつくなるので要注意だと思う。

これで、スイフト譲りの足回りをさらにカスタマイズで煮詰めて、ブレーキ・エンジンを強化して、ちょっとした走り屋のミニバンになったD2が、外見でもかなり面白い車になったわけなので、満足度はいかがだろうか。参考になれば幸いだと思う。

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