ジュークのカスタム

この記事の所要時間: 546

このジュークは2009年のジュネーブショーで発表されたコンセプトカー“カザーナ”をベースにして、開発・生産された日産のコンパクトSUVなのだ。
生産車もかなり、コンセプトカーのイメージを色濃く残していて、特徴的なデザインが継承されている。
これほどはっきりと好き嫌いの出るデザインも少ないかも知れず、ニッサンの勇気ある行動には敬意を持ちたいと思う。
しかし、各ユニットはデザインほどの斬新さはない。
プラットホームにはBプラットホームと呼ばれる、ニッサンとルノーで共有するものを使用していて、このプラットホームをベースにした車はニッサン・ルノーだけにとどまらず、マツダや三菱も使用しているので、本当に汎用タイプの見本のようなものではある。
サスペンションもフロントはキューブと同様に、カヤバ製のストラットを、リアは2WD・4WD共にセレナC25と共通のものを使っている。
エンジンにしても、ティーダ等に搭載されているHR15DEを搭載したモデルでスタートを切り、その後16GT・!&GT FORUにはQR型の後継として登場し、様々なモデルに搭載されているMR型の中の1.6リッター直噴ターボの、MR16DDTを搭載している。

スポンサーリンク

強いて新開発のユニットと言われれば、トルクベクトル付きのフルタイム4×4がある。これは、走行条件により100:0~50:50の範囲で前後のトルク配分を自動的にコントロールする。また、後輪の左右に対してもトルクベクトルは活かされていて、左右を0:100で配分する。電子制御のため、かなり積極的に介入してくるので、結果的にはかなり良く曲がる車と言う事になっているのだ。コーナリング中には後輪と後輪の外側に対してのトルク配分が厚くなる設定が、これの結果を産んでいるのだろう。

走行フィーリング

実際にワインディングを中心にして走らせてみると、エンジンは1.6リッターながら188Phと言う性能を発揮してくれているため、大排気量のフィールとは行かないのだが、切れがよい感じで、下からも吹け上がってくれる。この為、割合に小気味の良いレスポンスを示してはくれるのだが、“もう少しあれば”と言う感覚は残念ながら残る。
また、4WDシステムのおかげでぐいぐいと曲がるのだが、そんなに低い次元ではない速度域ではないのだが、限界点が感じられることはちょっと残念だ。でも、それが決して危険な挙動にはならないし、低い速度域ではないのだが、それこそもうちょっとなんとかならないのかなと言う感じもある事は確かだ。おまけに、ちょっとした凹凸での突き上げ感もかなりあるように感じる。このときに、ちょっとボディーの弱さを感じるのは気のせいだろうか。
また、ブレーキも制動能力には不足はないようだが、今ひとつのフィールは納得いかないものが残る。

スポンサーリンク

サスペンションとボディ剛性

こうして見るとやる事はいつもと同じ分野になってくる。
先ずはサスペンションを適切なバネレートと減衰力を持ったダンパーに替えたい。日産系のメーカーやショップなどを初めとして、数種類選べる。どれを組み込むかは、情報を調べたうえで、実際にショップに出向いて相談をされたらよい。このときには、必ず自分がどこを目指すのか(タウンユース中心で峠レベル等の)と言うことを、はっきりと伝えてショップの方と相談をするべきだ。下手に高いレベルの要求を言ってしまうと、とても納得のいかないサスペンションの車になってしまう。これは堪え難い事にもなりかねないから、充分に注意をしていただきたい。はっきりと、目的と目指すてベルを伝えて、選択肢を作ってもらう事が重要なのだ。
この時に、補強も一緒に行うべきで有り、高いバネレートのサスを得たばあい、ボディー剛性は相対的に弱く感じる事が多いからだ。よほどボディー剛性に余裕のある場合にはこの限りではないのだが、それでも補強をした場合にはそれなり以上の効果は認められるからだ。特にジュークの場合には、ストックの状態ではそれほどボディー剛性に余裕があるようには感じられない。
実際に補強をして、サスを交換したクルマのスタビリティーは、格段に向上するので、ドライビングが楽しくなる。ただし、ストックの状態でも路面からの遮音性は高くないため、ロードノイズが大きくなる事は覚悟をしておくべきことだろう。

ブレーキ

またブレーキもこの際には強化したいと思う。
例によって奥まで踏み込んだ時のフィールには、なんとか改善を求めたいと思う。この奥まで踏み込むと言う事は、必要があってハードブレーキングをしている訳なのだから、その最後の部分をABSに一任してしまうと言うあり方については、どんなものかと思ってしまうのだ。
従って、キャリパーを高性能。高剛性のものに替えて、ブレーキホースも高剛性なものにしたい。パッドは勿論、耐フェード性の高いものに替えて、マスターシリンダーもこうかんしたい。さらには、高沸点のブレーキフルードに交換しておけば、かなり高性能かつ好フィールなブレーキユニットに生まれ変わる。かなり、制動力も高くなり、コントロール性にも優れた物に生まれ変割っているだろう。
パッドを耐フェード性の高いものに替えた場合、低速域での効きに問題がある場合もあるが、様々な特性のパッドがあるので、これもショップの方に相談をして決めればよい。

エンジン

更に、エンジンにも若干の手を加えたい。
ターボの場合、タービンユニットを交換してパワーを稼ぐと言う手もあるのだが、極端にパワーを上げてしまうと相対的なバランスが取り辛くなることと、耐久性にも問題が出かねないので、ここではオーソドックスに吸・排気系の高効率化とロムの書き換えでパワーアップを図りたい。
このエンジンのチューニングパーツには、スロットルボディーもあるので、ぜひエアクリーナーやパイプ等と一緒に交換したい。かなり、空気の流入量が増える事が期待できるので、排気をスムーズにしてやれば、はっきり体感できるほどのパワーアップは望める。
空気の流入量が増えれば、相対的に燃調が変わってしまい(燃調はノーマルの状態での誤差を修正する範囲になっている事が殆どなので)、燃焼温度が変わり、排気温度が高くなってしまうことになる。こうなると、タービンユニットの破損につながる恐れも高いし、エンジン本体に対する影響も見逃せない。
従ってロムの書き換えを行い、燃調はしっかりと取っておくべきだ。
これで、もうちょっとと言う感覚は、よほど高望をしない限り、払拭されることになるだろう。

ここまでやれば、かなり違う車になったように感じるはずだ。
ドライバーの求めるレベルで仕立てられたこの車は、かなり乗り易くなり、意志の疎通がしっかり取り易くなっているだろう。
やりがいは、はっきりと感じ取れていることだろう。

スポンサーリンク

車検の相談・依頼

車検の相談・依頼

Goo車検

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加