デュアリスのドレスアップ

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デュアリス2007が年5月に市場に出てから、この原稿を書いている現在では、早くも5年あまりの年月が経っていることになる。
発売当初から、ある程度のアピアランスのあるデザインだったが、5年たった今も古臭さはあまりない。
せいぜい斬新さや、新鮮さが“あまりない”という程度の感覚だといっても、そう差し障りはないのかもしれない。
よく、国産車のデザインは時が経つと“陳腐化”してしまう、という人もいるのだが、生い立ちから見てもこの車は日産の血が入った外車なのかもしれない。

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サイズ的には全長・全幅・全高・重量はそれぞれ、4315~4541mm・1780mm・1615~1645mm・1390~1480Kgという数値になっている。
このサイズがニッサンの言うように“小型SUV”なのかどうかは別にして、一般的にクルマとしてかんがえたばあいには、結構なボリュームがあるサイズだと言える。
それゆえに、ドレスアップがうまくいった場合には、かなり存在感のある仕上がりになると思える素材だと言っても、決して間違いではないと思う。

デザイン的には、Aピラーから後ろは“ムラーノ”のエッセンスを使ったということだが、その気になって見なければ判らないというぐらいに、うまくまとめられている。
よく言えば破綻がないと言うことになる。全体的には、よくまとまっていると言えるのかもしれない。
しかし、よく見ると随所にはやはり“時の流れ”を感じさせることも確かだ。

特に、フロントグリルを含めたマスク全体などは、現代の欧州車の標準に比べると、“かなり酷い”と言ってしまえるぐらいになんとかしたい感じがする。
フロントグリルは、日本のメーカー特有の“下手くそなデザイン処理”そのものだと言い切れる。何もニッサンだけのことではない。トヨタ・ホンダ・マツダ・スズキ・ミツビシなど、どのメーカーをとっても“本当に仕方がない”と思うほど、デザイン処理が遅れている。

アウディーやBMWなどはこのあたりをさりげなく、そして下品にならないように実にうまくアピールをしているから、なんでこの処理方法を使わないのか不思議でもある。
本当に、フロントグリルや、バンパー下のデザイン処理、リア周り、リアバンパー下の処理などは是非メーカーとして見習って欲しいとお思う。

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エアロキット

これを実現してくれるのは、なんと自動車メーカーではなく、エアロキットを含めた様々なパーツを提供してくれている、アフターセールスマーケットに対する市場を形成しているメーカー各社なのだ
ありがたいことに、いくつかのイメージ選択肢があって、自分の目指す方向に近いものを選んで、自分の車をドレスアップできることは嬉しいことだ。

ドレスアップの基本という部分は、これらのエアロキットの装着から始まると言っても決して過言ではない。
どういったイメージにしたいのか、と言う事が漠然としているのであれば、まずはネットからの情報で“画像”をみて“候補”選びをすることだ。候補が決まったら、実際にショップへ出向き、現物、できればデモカーを見せてもらって、確認をしてから決定をして欲しいと思う。

タイヤ&ホイール

これで、かなり洗練されたアピアランスを持つ車に変身ができたわけなのだが、今ひとつ物足りない感じがすると思う。こういうように、全体的にアピアランスが上がれば、必然的に手ぬるい個所が余計にメダルことになるから、“うう~ん”ということになるわけだが、ここは事実を受け入れて対処したい。

原因はタイヤ・ホイールになる。こう言った、部分のパーツも、メーカーとしては全体のバランスを重視して決定しているから、そのバランスをエアロキットが壊した訳なのだからし方がない。おまけにカスタマイズによって、ローダウンまでしているから、余計に目立つことになっている。洋服も最終的に“足元”が決まらないと“トータルファッション”にはならないのと同じだろう。やはり、イメージとしては機能美を狙いたいところなので、インチアップをしたシンプルなスポークタイプのホイールと、扁平率の数字が小さい厚みの少ないタイヤを履かせてやりたいところだろう。
この時に、SUVだからこそ許される特権的なこととして、タイヤのロゴに色を付けることも考えてみていはどうだろう。始めから“ホワイトレター”になっているタイヤもあるのだが、自分で色をつけられるグッズもあるので、一度検討してみてはいかがだろうか。

インテリア

これでエクステリアは、一応の完成を見たわけだが、インテリアをどうするのかということも残されている。
いつも思うのだが、やはり機能美を司るのはシートとステアリングだと思う。この車のシートは、ちょっとした特徴があるので、これが好きだという方は帰るわけには行かないかもしれない。その特徴というのは、かつてにフランス車のような感覚で、着座すると座面もバックレスとも“グッ”と染み込んで、体をホールドするタイプなのだ。これに関しては、はっきりと好き嫌いが出るので、好きな方は交換できなくなるというわけだ。

しかし、見た目・機能も、本格的なバケットシートには及ばず、というところが正直なところであって、これに特別の思いがある場合以外は実効性を含めて、交換をお奨めしたい。コーナーでのホールド性も、高速巡航時の疲れ方も格段に違いが判る。おまけにドアを開けた瞬間に、なんとも言えないやる気を起こさせてくれることは、やった甲斐があったというべきだろう。

そして、ステアリングにも同じことが言える。
見た目、握った感触、操作感覚のどれをとってもスポーツステアリングは、ストックの状態よりも格段にいいフィールを与えてくれる。
一度、交換を検討してみてはいかがだろうか。

かなり、色々と手をいれたこの車、相当に満足度の高い車に仕上がったと思う。末永い付き合いをして欲しいと思う。

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