トッポのドレスアップ

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アウトライン

“トッポ”は全構成パーツの約60%を、既存の車から移植して作られた車という、異色な開発をされた車になる。発売開始は2008年9月になる。

この時期はちょうど、ホンダの“ライフ”やスズキの“ワゴンR”のモデルチェンジの時期にあたり、ミツビシもトッポやトッポBJユーザーが代替期にさしかかっていたため、顧客の他社流出を防ぐためには、対抗馬的な車を市場に出す必要性に迫られていたのだった。

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しかし、この当時のミツビシの経営状況は、決していいとは言えない状況であったので、開発には思い切り低コストが要求されていたという事情があった。

そのために、開発のコストダウンは最重要案件になり、ekワゴンのプラットフォームに、BJのリア外板を組み合わせるなどの手法をとり、全体のパーツの60%を既存車からの移植によって作り上げられた、という事情があったという。しかし、ただ移植をしただけではないところが凄いところで、板厚を上げたり、既存流用各部の設計自体を見直したりした結果、ボディー剛性の向上と、静粛性、衝突安全性の向上を果たすことに成功している。ミツビシ開発陣のすごいところなのだろうと、何となく感動できる。

エクステリア、インテリアにもそれなりにアイディアを出している。インテリアでは女性をターゲットにしたことが見て取れるような、仕様を全面に出している。

それはUV&ヒートプロテクトガラスや、消臭天井というクリーンかつストレスフリーを謳う“cocochiーここち”インテリアや、夜間での防犯性を高める運転席限定アンロック機能付マルチモードキーレスエントリーなどを採用、1430mmという軽トップクラスの室内高と、BJ譲りの広いガラスエリアは開放感を最大限に演出することにも成功していることでうかがえる。

エクステリアにはコストダウンのための手法が、かなり大胆に使われていて、前後のサイドドアアウターパネルとルーフパネルをBJから、バックドアアウターパネルも後期型のトッポBJからそれぞれ、そっくりそのまま流用している。さらにボンネットフードとヘッドランプはeKスポーツから、これもそっくりそのまま流用していた。それでも、BJ譲りのリアフェンダーに呼応する専用デザインのフロントフェンダーと、バンパーは大幅にデザイン変更されたことは、開発陣の意地なのかも知れない。

またウォークスルーを可能にするためなのかは別にして、2代目eKワゴンとインパネを共通化させたことによりインパネシフトに改められた、結果的にはウォースルーを実現している。こんなトッポのサイズと重量は、全長3395mm、全幅1475mm、全高1680~1,700mm、重量830kg~940kgとなっている。

様々なアウターパネルを既存の車と共用しているのだが、以外にそれっぽくなく仕上がっている外観は、ミツビシデザイン陣のすごいところなのかもしれない。

しかし、それとは別にして、特にこれといった特徴もないことも事実で、いわゆる平板な感じのする仕上がりになっていることも事実として、受け止めなければいけない。

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エアロパーツ

こういった平板なデザイン処理をされた外見は、案外簡単にイメージを変えることが可能で、ちょっとしたエアロパーツを組み込むことで、大幅にイメージは変えることができる。

そこでエアロパーツがどの程度あるのか、ということを調べてみた。結果、残念ながら、そう多くはないことが判った。しかし、全くないのではなく、選択肢が限られるということなので、一度画像をチェックしてみることをお勧めしたい。

タイヤ&ホイール

こうして、どのパーツをつけるのかを決めたら、次にはタイヤとホイールを決めるのだが、ホイールが車全体に与えるイメージは大きく、失敗すると残念な結果になるので注意したいところだ。

そして、ホイールの開口部から見えるキャリパーなのだが、黄色や赤でカラーリングをしておきたい。しかし、カスタマイズでキャりパーを交換してあれば、ブランドカラーになっているはずなので、その必要もないと思う。あとは、ローターをスリット入りなどのものに替えておくと、迫力のある演出ができると思う。

バケットシートを装着

室内を見渡すと、シートが気になる。ちょっとプアーな感覚になる。

これを、スポーツタイプのバケットシートに交換しておくと、ファッション性と実効性の両面で満足のいくものになる。カスタマイズで走れる車にしてあったら、よけいにシートは重要性を増す。シートのホールド性の良しあしで、車との一体感は決まると言っても、決して過言ではないからだ。シートを交換してマイナスになることは、せいぜい仮眠をとるときに、寝心地が悪くなる程度だから、一考してみていただきたい。

まして近頃は、シートの選択肢は増えている。以前のように●●社しかシートではない、ということもなく、選択肢も非常に増えているので、ショップのスタッフさんに予算などを提示して、候補を挙げてもらうといいと思う。その中から選べば、納得のいく仕様のシートを手に入れることは可能になる。

あとは、しっかりとした強度をもち、滑り止め機能の付いたスポーツペダルに交換しておくと、かなり違ったイメージのトッポにすることができたと思う。

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