カローラフィールダーのモデルチェンジの予想
フィールダーの愛称で親しまれているトヨタの「カローラフィールダー」。来年には現行型のビッグマイナーチェンジが予定されています。フロントのデザインが刷新されると言われており、現在のものよりも主張の強い顔つきになりそうです。北米、欧州仕様のカローラは国内の仕様と異なっていますが、それに近いものに仕上がると予想されています。フィールダーはスタイリッシュな見た目から若年層人気が高いですが、このマイナーチェンジによって更に支持を集めることになるでしょう。
カローラフィールダーの買取相場
2012年5月に誕生したのが現行型のフィールダーです。フィールダーの名称となってからは3代目、シリーズ通算では11代目となります。カローラというブランドの強みを持っており、スタイリッシュな見た目から需要の高い一台になります。更にまだ初回車検前ということで中古車での流通も多くなく、今であれば高値買取を実現しやすいでしょう。特に1.5Lモデルで純正エアロパーツがあるなどの条件であれば期待が高まりそうです。
参考相場表
1.5X | 12年 | 97万円 | 13年 | 102万円 | 14年 | 114万円 |
1.5G | 12年 | 94万円 | 13年 | 94万円 | 14年 | 102万円 |
1.5Gエアロツアラー | 12年 | 103万円 | 13年 | 108万円 | 14年 | 113万円 |
1.8S | 12年 | 105万円 | 13年 | 111万円 | 14年 | 126万円 |
1.8Sエアロツアラー | 12年 | 109万円 | 13年 | 99万円 | 14年 | 141万円 |
1.5Gエアロツアラー・ダブルバイビー | 12年 | 125万円 | 13年 | 107万円 | 14年 | 118万円 |
前モデルの買取相場
一つ前のモデルのフィールダーは2006年に販売開始となっています。現在中古車での主流もこちらのモデルとなり、それなりの珠数が存在します。それは売れたという証拠にもなるのですが、あまりに数が多すぎると高値で売却することも難しくなります。カローラシリーズという高いネームバリューを持っていますから、条件次第という点もあるでしょう。
コストパフォーマンスの良い1.5Lモデル、見た目がかっこいいエアログレードなどが有利となるでしょう。2008年にマイナーチェンジを行いデザインなども変更されていますから、これ以降のモデルの方が良いでしょうね。カローラという名前のおかげで海外での需要も十分期待できそうです。過走行など難しい条件があっても様々な業者に見てもらった方がよいでしょう。
参考相場表
1.5X | 09年 | 61万円 | 10年 | 72万円 | 11年 | 80万円 |
1.5X Gエディション | 09年 | 58万円 | 10年 | 69万円 | 11年 | 77万円 |
1.5X エアロツアラー | 09年 | 63万円 | 10年 | 75万円 | 11年 | 83万円 |
1.8S | 09年 | 66万円 | 10年 | 74万円 | 11年 | 81万円 |
1.8S エアロツアラー | 09年 | 73万円 | 10年 | 83万円 | 11年 | 90万円 |
S202 | 10年 | 93万円 | 11年 | 99万円 |
カローラフィールダーの特徴とモデルチェンジの推移
日本だけでなく世界的に知られている“カローラ”というブランド。ご存知トヨタの代表的な車種であり、大衆車の代表ともいえる誰もが知っている車名ですね。カローラには多くの派生シリーズがあることも有名です。本家カローラが4代目を数える1982年に誕生したのが、ステーションワゴンモデルのカローラワゴンでした。
現在のカローラフィールダーという車名に変更されたのが2000年8月。デザインも大きく変更され、ステーションワゴン人気が低迷する中でも生き残ってきた一台です。カローラシリーズの中でも高い販売比率誇り、個人需要だけでなく法人需要も優秀なモデルとなっています。
現行型のカローラフィールダーは2012年に発売されました。この代の国内仕様は小型化及び軽量化を理由に、ヴィッツ系のBプラットフォームへと変更されています。ボディサイズですが全長は先代比で60mm短縮させつつ、後席の膝前スペースを40mm拡大したことで居住性は十分に確保しています。エンジンは1.5L及び1.8Lを用意しており、トランスミッションはCVTと一部に5速MTが設定されました。
2013年にはハイブリッドモデルが追加され話題になりました。同時に発表となった「カローラアクシオハイブリッド」と同じシステムである「リダクション機構付THS-・」を採用しています。燃費値はJC08モードで33.0km/lを誇り、ハイブリッド化に伴うボディの仕様変更で剛性や静粛性も高めました。デザイン面では専用フロントグリルが採用され、ボディカラーにもハイブリッド専用色がラインアップされています。