エクストレイルのカスタム

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アウトライン

“エクストレイル”はニッサンのSUVラインナップの中では、ミドルサイズになるSUVだ。

初代が登場したのは2000年9月だった。1997年の“東京モーターショウ”に参考出品された、“トレイルランナー”をコンセプトにして開発されたといわれている。また、“ラシーンフォルザ”の後継車種とも一部では言われているようだが、車格やコンセプト自体が違うので、全く新しく企画開発された車だといっていいと思う。どちらかと言うと、直接の先代は“ミストラル”になるのだろう。

この初代のコンセプトは、“4人が快適で楽しい、200万円の使える四駆”といことなのだが、FFもラインナップされていた。直接のライバルは、“トヨタRAV4”や“ホンダCR-V”あたりになるのだろう。

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同クラスのSUVが高級車志向になっていく中で、エクストレイルはオフローダーとしてのあり方を貫く姿勢を保っている。しかし、“サファリ”のように、“ラダーフレーム”を与えれれているわけではないので、本当にヘビーなオフロード走行には、いまひとつの感は否めない。

エンジンはQR20DE 2.0L ストレート4 DOHC 150psと、シングルターボ搭載のSR20VET 2.0Lストレート4 DOHC 280psが用意されていたので、パワーウエイトレシオとしては150Psでもまずまずの値になっていたようだ。

そして現行モデルは2代目になっている。

2代目はプラットフォームを“ニッサンCプラットフォーム”に変更していて、同じ日産ならデュアリスやラフェスタ、セレナ、ルノーだとメガーヌ系と血縁関係が深い。

この2代目エクストレイルの外寸は、全長4590mm、全幅1785mm、全高1685 ~ 1770mm、重量1430~ 1530kgとなっている。先代よりも少しだけ、大きく重くなっている。駆動方式は、先代同様FF/4WDをグレードによって選択できるようになっている。

エンジンはMR20DE 2.0L ストレート4 DOHC 137psと、QR25DE 2.5L ストレート4 DOHC 170ps。そしてコモンディーゼルエンジンのM9R 2.0L ストレート4 DOHC 173psの3機種が用意されている。

サスペンションはフロントがマクファーソンストラットで、リアはマルチリンクを採用している。

乗車フィーリング

走りの評価としては、日産Cプラットフォームに起因するものがあって、二重構造のフロアーは剛性が高く、サスペンションのストロークを確保しやすい。

このためこの手の車にしては、以外に高い。特にザックス社製のダンパーを使った足回りの評価は結構高く、路面を舐めるようにストロークするサスペンションは、まるで目がついていて凹凸に反応しているようだという、すごい評価もあるぐらいだ。

これはたぶんこのダンパーの特質で、ピストンスピードでオイルの流路が変わることに、その高い評価の元があるのではないだろうか。大入力のときには高い減衰力を発揮して姿勢変化を穏やかにして、そうでもない時には減衰力が上がり過ぎない、という特徴をこのダンパーは持っているので、それが大きく貢献しているのだろうと思う。

このおかげなのか、大きなサスペンションストロークを上手に使いきるノウハウは、このクラスではニッサンが一番だという評価も多かった。

決してロールが少ないわけではないのだが、粘り腰を感じさせて、ロールに対する恐怖感を感じさせないセッティングになっているという評価も多かった。

そんなわけで、結構飛ばせる車には違いないのだがもう少しロールスピードを抑えて、もっととばせる車にしたいという意見もあったし、そのためには多少低速時のゴツゴツがあってもいいという意見もあった。

確かに高速の巡航時のスタビリティーや、レーンチェンジの収束性も素晴らしいし、ワインディングに入ってもそれなりに飛ばせるのだが、結構ロールが怖いのではなく気になるということらしい。

これは余談だが、デュアリスも同じプラットフォームを使い、同じダンパーを採用しているので、もしかしたら2台同時に開発をされたのかも知れない。

こんなことをテーマにして、カスタマイズというチューニングをしていきたい。

サスペンションとボディ剛性

まずサスペンションの強化と、ボディーの補強から始めるのだがパーツは結構ある。ありすぎて選択肢に迷うほどのこともないのだろうけれど、結構ある。

サスペンションのだが、ロールスピードを抑える方法としては、スタビライザーの強化を考えることもできる。しかし、あまりスタビを固くしてしまうと、内側のタイヤを路面に押しつける効果が薄れ、何となく怖い思いをすることにもつながるので、ほどほどにしたいところだ。

そこで、バネレートを少し上げて、その上ローダウンさせる。そして伸び側の減衰力を強めにしたダンパーを入れて対応した方が、のち心地と操縦安定性を確保できると思う。また、ローダウンさせることで体感するロールが小さく感じることも、ロール対策には効果的だといえる。

それとボディー自体は高剛性なのだが、やはりサブフレームとボディーの締結度を上げてやった方が、よりスタビリティーを高くする効果があるので、リジッドカラーを入れておくといいお思う。これをやっておくと、かなり体感できるほどの効果はある。

表現は変だが、“サスペンション付きのゴーカート”的なレスポンスを得ることができる。つまり、車の挙動自体がソリッドになるので、それに対応する操作も非常にレスポンスがいいのだ。だから、ドライバーの意思に忠実になった感じがする。

ブレーキ

あとはブレーキだが、対向4ポッドの高剛性キャリパーを入れて、耐フェード性の高いパッドと交換。その上で、高沸点タイプのフルードを使って、ステンレスメッシュで補強をしたラインを入れておけば、相当タフなブレーキにすることができる。

エンジン

最後にエンジンなのだが、ライトチューンをしておくといいと思う。

吸排気系の高効率化をした上で、その仕様に合った燃調を取り直し、空き領域を使えるようにするためにロムのマッピングの書き換えをしておくといいと思う。全回転域で、パワーとトルクの厚みが増すので、使いやすいエンジンにすることができる。

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