N-BOXのモデルチェンジの予想
ホンダのNシリーズ、その先駆けとなったのがご存知「N-BOX」ですね。これまでホンダの軽自動車ラインアップにはなかったスーパーハイトワゴンということで注目を集め、その後のヒットにも繋がっています。
高い実用性で人気を集めるN-BOX。販売開始となってからは4年以上が経過しています。フルモデルチェンジまではもう少しかかるといったところ。予想では、早ければ2017年とみられています。
室内スペースに関しては、ライバル車も拮抗しているといった状態。後は燃費や装備面、デザインで差をつける必要があります。次期N-BOXでもこうした点に力を入れるとみられ、更なる進化が期待できます。
安全装備は「ホンダセンシング」の採用が予想されます。現在N-BOXにて採用されている「あんしんパッケージ」の装備に加え、車線維持支援システムや誤発進抑制機能、アクティブクルーズコントロールなどの機能が追加されるホンダセンシング。燃費の向上やデザインの刷新にも注目したいですね。
N-BOXの買取相場
ダイハツ「タント」と熾烈なトップ争いを繰り広げるホンダのN-BOX。軽自動車の中でも高いニーズを誇り、中古車においても需要が期待できるモデルです。販売期間はそれなりに経過しているものの、車自体の人気が高いので査定額は期待できるでしょう。
中でもカスタム系は独特の主張的なデザインから人気で、査定でもアドバンテージがあります。ターボモデルも有利な条件となるでしょう。「G ターボLパッケージ」や「2トーンカラースタイルG Lパッケージ」などが高く買い取られている様子。
グレード以外では走行距離が伸びていないかが最も重要となるでしょう。軽自動車ですから、耐久性の観点からあまりに走っていると査定額は格段に落ちてしまいます。できるだけ走っていないことが前提で、なおかつ人気グレードであったり上質な装備、機能がついているN-BOXですと高額査定が視野にはいるでしょう。
2017年にはフルモデルチェンジか?との情報も出ています。新型が出ると既存モデルの価値は下がりますから、そうなる前の売却も高額査定を得る条件となるでしょう。
参考相場表
C | 15年 | 86万円 | 16年 | 80万円 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
G | 14年 | 76万円 | 15年 | 86万円 | 16年 | 85万円 |
G・Lパッケージ | 14年 | 87万円 | 15年 | 94万円 | 16年 | 93万円 |
G・ターボLパッケージ | 14年 | 90万円 | 15年 | 98万円 | 16年 | 97万円 |
2トーンカラースタイルG Lパッケージ |
14年 | 85万円 | 15年 | 96万円 | 16年 | 99万円 |
2トーンカラースタイルG ターボLパッケージ |
14年 | 92万円 | 15年 | 101万円 | 16年 | 101万円 |
N-BOXの特徴とモデルチェンジの推移
「N360」とは、本格的な量産4輪モデルとしてホンダが初めて開発した車です。この“N”をモチーフにしたのが現在のNシリーズであり、N-BOXであります。2011年の東京モーターショーにてコンセプトモデルがお披露目され、同年12月より販売開始となりました。
ノーマルタイプはシンプルでベーシック、カスタムタイプは強い個性と存在感をアピールしたデザインのN-BOX。その名の通りBOXスタイルが最大の特徴で、その形から成る広大な室内空間が利便性、実用性を生み出します。
2012年にはNシリーズ第二弾として「N-BOX+」を追加。「マルチスペースシステム」の採用により、大型の荷物の積み下ろし、レジャー、介護など多彩なシーンに対応できるモデルとなっています。
2014年には「N-BOX SLASH」を新たにラインアップしています。この上級グレード「X」には、運転席&助手席シートヒーターやステアリングヒーター、サウンドマッピングシステムなどの上質な装備が採用されており、軽自動車でも車にこだわりを持ちたい人を満足させる仕様です。
2015年2月にはマイナーチェンジを実施。エクステリアデザインの変更や標準装備の追加、オプション設定の追加などが行われています。その後も一部改良などで装備の充実化やボディカラーの入れ替え等が行われ、Nシリーズの販売台数は変わらず好調を維持しています。