ミラカスタムの中古車市場での買取相場や下取り・買取で査定してもらう時に注意すべきポイントなどミラカスタムの売却に関わる情報ほかモデルチェンジなどミラカスタムについての情報ページです。
ミラカスタムのモデルチェンジの予想
ダイハツの軽自動車「ミラ」のカスタマイズモデルとして稼働していた「ミラカスタム」。2013年に廃止となって以降、新型や後継の情報などはありません。ミラ自体がミライースへ統合されていますから、本家ミラではなくミライースにカスタムシリーズが追加される可能性の方が高いのではないでしょうか。
ミラカスタムの買取相場
最終型のミラカスタムは2006年から2013年まで販売されていました。庶民派軽自動車の代表格とも言えるモデルで、ノーマルのミラよりもオシャレな外観が特徴です。基本的にミラカスタムを求める人は自動車にお金をかけたくない層でしょう。日常生活の足程度の存在と言え、利便性は高いものの需要の面ではさほど期待できません。
元々が安いということもありますが、高額査定を得るのはなかなか難しいでしょう。軽自動車といえば経済性が売りですが、同じようなモデルで低燃費を求めるならミライースがあります。ミライースがある時点でミラ自体の評価は上がりにくく、例え見栄えの良いカスタムであっても同じ様な事情となるでしょう。
参考相場表
X | 11年 | 44万円 | 12年 | 47万円 | 13年 | 52万円 | ||||||
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X(4WD) | 11年 | 47万円 | 12年 | 56万円 | 13年 | 61万円 | ||||||
RS | 09年 | 34万円 | 10年 | 39万円 | 11年 | 50万円 | ||||||
RS(4WD) | 09年 | 39万円 | 10年 | 43万円 | 11年 | 47万円 | ||||||
L | 08年 | 8万円 | 09年 | 27万円 | 10年 | 34万円 | ||||||
L(4WD) | 08年 | 33万円 | 09年 | 39万円 | 10年 | 43万円 |
前モデルの買取相場
ミラの上級版といえばミラカスタムですが、以前のモデルではミラアヴィという名称で販売されていました。ノーマルモデルとともに約7年間稼働を続け、フルモデルチェンジとともに廃止となったモデルです。ミラカスタムの前身であるミラアヴィの買取事情は厳しい要素が多いでしょう。ごく一般的な大衆車なのでこれといったアドバンテージもなく、時代を感じさせる点でも他の軽自動車に大きな差がつけられてしまいます。
例え状態が良い場合でも査定額はあまり伸びないでしょうね。そもそもベース査定が低いと思われますから、プラスされる要素があったとしても思ったほどの価格にはなりにくいでしょう。車が良い、悪いということではなく、市場価値を考慮すると致し方ない部分が多そうですね。
参考相場表
L | 06年 | 1万円 | ||||
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X | 06年 | 2万円 | ||||
RS(5MT) | 04年 | 2万円 | 05年 | 3万円 | 06年 | 5万円 |
RS | 05年 | 1万円 | 06年 | 3万円 | ||
L(4WD) | 05年 | 1万円 | 06年 | 2万円 | ||
RS(4WD) | 05年 | 1万円 | 06年 | 3万円 |
ミラカスタムの特徴とモデルチェンジの推移
ミラカスタムが誕生したのは2006年です。2002年に発売されたモデルにミラアヴィがありましたが、その後継車種に位置づけられています。通常版のミラの上級版となるモデルで、「街乗りクオリティ・ミニ」をコンセプトとするノーマルに対し、ミラカスタムは「プレミアム・パーソナル・ミニ」がコンセプトとなっています。
メッキモール付クリアシルバーフロントグリル、それと連携した4灯ヘッドランプなどでノーマルとは違う上質感を演出。専用のフロント及びリアバンパーやサイドストーンガードも採用し、低重心で安定性の高い仕上がりとなっています。
エンジンはKF-VE型とターボのKF-DET型の二種類。グレード体系はベースとなる「カスタムL」、機能的な「カスタムX」、ターボ仕様の最上級モデル「RS」の三種類となります。Lには4ATでそれ以外にはCVTを組み合わせ、それぞれにFFと4WD仕様を用意しました。
2011年の一部改良によってグレード体系が大きく整理され、カスタムXのみのラインアップになりました。これにはABSや革巻ステアリングホイールを標準装備に追加したほか、第2世代KFエンジンが採用されて燃費性能向上を果たしています。
2013年2月に行われた仕様変更にて乗用モデルのAT車はミライースへ統合されました。これによりカスタム系は完全に廃止となり、ラインアップから姿を消しています。現在ミラは「X Special」の5MTのみという非常に特殊なラインアップとなっており、一部の法人やMT車しか運転しないユーザー層などへの提供を続けています。