アルファードの買取相場
現行モデルの「アルファード」は2015年1月に販売開始となっています。発売からまだ1年と数ヶ月。中古車市場では出揃っていないモデルですので、当分は高額査定が期待できるでしょう。
さらにアルファードといえば、高級志向なミニバンで人気のモデル。車自体の人気にもあやかることができるので、かなり好条件な査定が待っていると思われます。
いずれのグレードでもそれなりの価値が期待できますが、特にアドバンテージの高いのがハイブリッドモデル。該当車は有利な条件となるでしょう。高品質な装備品も反映されやすいので、丁寧に取り扱っておいてください。
現行アルファードの買取で気をつける点といえば、初回車検時期。2018年頃には中古車での流通が増え、相場も変動するとみられます。そうなる前に手放すことで、アルファードを最も良い条件で手放せるはずです。
参考相場表
3.5SA | 16年 | 322万円 |
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3.5SA Cパッケージ | 16年 | 348万円 |
3.5GF | 16年 | 364万円 |
2.5G(7) (4WD) | 16年 | 337万円 |
2.5G(8) (4WD) | 16年 | 335万円 |
2.5S Cパッケージ(4WD) | 16年 | 348万円 |
前モデルの買取相場
1つ前のモデルのアルファードは、2008年から約6年半販売されていたモデルになります。ずっしりとしたボディと広大な室内空間、ラグジュアリーなインテリアが売りのアルファード。ミニバンでの人気も上位に位置し、中古車での需要も高いモデルといえます。
基本的な買取相場は高いほうであるアルファード。ただ、人気ゆえに中古車市場でも球数が揃っているため、相場以上の価格を狙うとなると難しい面もあるでしょう。短走行で高年式である。上質な装備が揃っているなどの強みがあれば、高額査定も視野に入るはずです。
装備品でいえば、派手なカスタマイズは避けたほうが無難でしょう。装飾面ではヴェルファイアが担っている部分もあるので、アルファードは上品さ、落ち着きを重視したほうが◎。例え過走行であっても、値がつかないというのはまだまだ考えられないでしょう。
参考相場表
240X | 13年 | 197万円 | 14年 | 206万円 | 15年 | 218万円 |
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240S(8) | 13年 | 232万円 | 14年 | 244万円 | 15年 | 255万円 |
240S(7) | 13年 | 234万円 | 14年 | 244万円 | 15年 | 272万円 |
240G(8) | 13年 | 230万円 | 14年 | 243万円 | 15年 | 258万円 |
240G(7) | 13年 | 240万円 | 14年 | 240万円 | 15年 | 242万円 |
240S Cパッケージ |
13年 | 287万円 | 14年 | 294万円 | 15年 | 304万円 |
アルファードの特徴とモデルチェンジの推移
トヨタの大型ラグジュアリーミニバンであるアルファード。日産“エルグランド”の対抗馬として開発され、今ではライバル以上の人気を獲得しています。日本人好みの豪華さに徹底的にこだわり、ユーザーに“高級な大型ミニバン=アルファード”というイメージを植え付けました。
アルファードが初めてフルモデルチェンジを行ったのが2008年5月。3代目エスティマと共通のシャシーが採用され、“G”と“V”のネーミングを撤廃。代わって兄弟車となる“ヴェルファイア”をネッツ店から、アルファードはトヨペット専売車としています。
2代目アルファードには初代同様7人乗りと8人乗りが用意され、前者にはキャプテンシートが採用されます。2011年にはマイナーチェンジを実施し、内外装のデザインを変更。同時にユーザーからの期待に応え、ハイブリッドモデルがラインアップされました。
2015年1月に登場にしたのが現行モデルのアルファード。ロアグリル一体型の大型フロントグリルが目を引く、大胆に刷新されたデザインに。横幅のワイド感を強調したグラマーなボディとなり、これまでのアルファードとは一味違った攻撃性も感じられます。
グレードはV6エンジン搭載となる3.5L仕様、直4エンジンの2.5Lのほか、先代に続きハイブリッドモデルもラインアップ。ハイブリッド車のエンジンはアトキンソンサイクル搭載の2AR-FXE型。これに6速シーケンシャルシフトマチックやE-Fourを採用するなどで燃費性能を向上させました。
ハイブリッド車の最上級グレードには、レーダークルーズコントロール、インテリジェントクリアランスソナーなどほかのグレードではオプション装備となる上質アイテムが標準化されています。