カローラルミオンの中古車市場での買取相場や下取り・買取で査定してもらう時に注意すべきポイントなどカローラルミオンの売却に関わる情報ほかモデルチェンジなどカローラルミオンについての情報ページです。
カローラルミオンのモデルチェンジの予想
カローラシリーズの一員として販売されている「カローラルミオン」。箱型の個性的なボディで一時期はブームに乗っていましたが、ここ数年は正直人気も下火になっています。既にモデル末期ということで次期型が気になるところですが、残念ながら新型ルミオンが登場する予定はないようですね。以前から廃止の噂が流れていますから、時間の問題といったところでしょうか。2013年の一部改良から特に動きもありませんので、そう遠くない時期に廃止になるかもしれません。
カローラルミオンの買取相場
現行モデルであり初代モデルのカローラルミオンは2007年10月から販売されています。コンパクトカーというジャンルながらも車幅が1700mm超のため、カローラシリーズでは唯一の3ナンバー登録となります。ルミオンや同社「bB」など箱型コンパクトカーが人気を博していた時期もありましたが、昨今の売れ行きを見るとそれもなくなってきているようです。
販売期間も7年以上が経過しており、中古車市場でも在庫がそれなりに存在しているでしょう。カローラというネームバリューは大きいですが、現在の人気や市場の数、3ナンバーというサイズなど様々な面から買取に有利な車種とは言えないでしょうね。
グレード別では「1.8S エアロツアラー」などの評価が高いようです。しかしルミオン自体のリセールがそこまで高くないので、上位グレードが必ずしも有利になるとは言い切れないでしょう。装備品は実用的なものであればあったほうが良いですが、見た目を派手にしているなど個性的な装備はマイナスになりそうです。
月末や年度末など、買取額がアップしやすいと言われる時期を狙うのも有効でしょう。逆に言えば、そのような時期を利用しなければ良い査定額を得るのが厳しい。それが今のルミオンの現実とも言えそうです。
参考相場表
1.5X | 13年 | 95万円 | 14年 | 112万円 | 15年 | 129万円 |
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1.5G | 13年 | 103万円 | 14年 | 120万円 | 15年 | 138万円 |
1.5Xエアロツアラー | 13年 | 97万円 | 14年 | 104万円 | 15年 | 116万円 |
1.8S | 13年 | 107万円 | 14年 | 116万円 | 15年 | 129万円 |
1.8Sエアロツアラー | 13年 | 118万円 | 14年 | 133万円 | 15年 | 154万円 |
1.5Gオンビーリミテッド | 13年 | 116万円 | 14年 | 129万円 | 15年 | 146万円 |
カローラルミオンの特徴とモデルチェンジの推移
カローラといえば年配層の買う車、というイメージがありませんか?世界的に有名な車には違いありませんが、若年層からの評価は今ひとつだったようです。カローラを若者にも浸透させたいという狙いから作られたのがカローラルミオン。同シリーズである「カローラスパシオ」の後継車という位置付けも担い、北米ではサイオン・xBとして販売されています。
若者を意識した箱型のシルエット、シリーズ唯一の3ナンバーなど様々な特徴を持つルミオン。エンジンは他シリーズ同様に1.5Lと1.8Lが用意され、後者には4WDモデルも設定されます。特別仕様車も含めて多くのグレードが販売され、改良なども繰り返してきました。
2009年のマイナーチェンジでは1.8L車のエンジンを置換し、バルブマチック付の2ZR-FAE型が採用となっています。1.5L車ではアイドリング時の負荷低減がなされ、それぞれのモデルで燃費性能を向上させています。デザイン面では、エクステリアのフロントバンパー及びグリル、リアガーニッシュ及びコンビネーションランプなどの意匠変更がなされました。
最近の動きですと、2013年1月に行われた一部改良があります。Super CVT-iを採用したことで燃費性能が向上し、1.5L車と1.8L・2WD車において「平成27年度燃費基準」を達成しました。後者にはCVT SPORTモードを設定したほか、VSC&TRCを全車にて標準装備としています。