シーマの中古車市場での買取相場や下取り・買取で査定してもらう時に注意すべきポイントなどシーマの売却に関わる情報ほかモデルチェンジなどシーマについての情報ページです。
シーマのモデルチェンジの予想
日産が販売する高級セダン「シーマ」は、現在ハイブリッド専用車となっています。ハイブリッドカーとなったのが2012年で、その前のモデルは約9年間販売されていました。先代の販売期間を見るとまだまだ新型は出なさそうなシーマですが、ハイブリッドになったこともあるのでこれまでとは違う事情もあるかもしれません。いずれにせよ、現段階では新型シーマに関する情報は見受けられません。
シーマの買取相場
ハイブリッド専用車として復活を果たした5代目シーマ。フーガに似通っているという声もあってかつての人気が健在とは言い切れませんが、先代からのコアなファンも多い車です。ハイブリッド化したことでこれまでと異なるユーザー層にも注目されていることでしょう。
初回車検を迎えたばかりですが、シーマ自体がそこまで売れているわけではないので中古車での流通もさほど多くありません。高級車なので当たり前ですが、新車価格が非常に高額なこともありお手頃な中古車で欲しいと思っている方もいるのではないでしょうか。流通は多くはないもののピンポイントの需要が望めそうなシーマは、売却先にこだわってみると良いかもしれません。
シーマのように高級車を専門的に取り扱う業者を中心に、買取専門も含めた幅広い流通網を持つお店と商談してみましょう。状態に関して言えば、いかに新車に近い状態を保てているかですね。走行距離のほか、上質さを損ねる内装のシミや汚れはご法度でしょう。
参考相場表
ハイブリッド | 13年 | 337万円 | 14年 | 373万円 | 15年 | 431万円 |
---|---|---|---|---|---|---|
ハイブリッドVIP | 13年 | 388万円 | 14年 | 413万円 | 15年 | 373万円 |
ハイブリッドVIP G | 13年 | 430万円 | 14年 | 457万円 | 15年 | 373万円 |
前モデルの買取相場
2001年から2010年にかけて販売されていたのが前モデルのシーマです。同車の中でもロングライフとなったモデルで、国内で生産される日産のV8エンジン搭載車としては最後のモデルにもなりました。現在もそうですが、セダンの人気は思わしくなく4代目の売れ行きも厳しいものだったようです。
中古車市場では高級車を安く手に入れられるということで一定の需要はあるでしょうが、そこまで高い評価がつくとも考えにくいですね。元値が高額なので査定額が0ということはないにせよ、値落ち率は大きくなるのではないでしょうか。かつての人気もありませんし、名前こそ知られるモデルですが幅広いニーズがないので現行同様に査定場所を選ぶ必要があるでしょう。
参考相場表
450XL | 08年 | 89万円 | 09年 | 67万円 | 10年 | 99万円 |
---|---|---|---|---|---|---|
450XV | 08年 | 71万円 | 09年 | 79万円 | 10年 | 103万円 |
450VIP | 08年 | 76万円 | 09年 | 78万円 | 10年 | 146万円 |
450X FOUR | 08年 | 66万円 | 09年 | 69万円 | 10年 | 93万円 |
450VIP FOUR | 08年 | 68万円 | 09年 | 72万円 | 10年 | 95万円 |
300G | 05年 | 25万円 | 06年 | 36万円 | 07年 | 50万円 |
シーマの特徴とモデルチェンジの推移
1988年に誕生した初代シーマは当時“シーマ現象”と呼ばれるほどの爆発的な売れ行きを誇っていました。バブル景気の象徴ともされ、4年間で12万9000台もの販売台数を記録しました。
1991年には2代目が登場しましたが、不景気の影響などから当初の勢いは減退。3代目からはインフィニティブランドより海外でも販売されました。国内ではその後1996年、2001年とフルモデルチェンジを行うものの、販売台数は伸び悩み2010年8月には派生車種であるプレジデントとともに生産を終了させました。
生産を終えてから約1年10ヶ月後に復活販売されたのが現行型のシーマになります。ご存知の通りハイブリッドのみのラインアップとなっており、インフィニティブランドからはM35hLとして販売されました。2代目フーガをベースとし、ホイールベースとリアドアを拡大。その分後席のスペースなどにゆとりのあるつくりになっています。
リアドアやフロントバンパー、ラジエーターグリルなどの専用品と、フーガと共通のヘッドランプやリアコンビネーションレンズなどが採用されています。パワートレーンもフーガハイブリッドと同じVQ35HRエンジンとモーターのインテリジェント・デュアルクラッチ・コントロール。駆動方式は全車FRのみで燃費性能はJC08モードで16.6km/Lとなっています。
グレード体系はシンプルな構成でベースの「ハイブリッド」、その上位グレード「ハイブリッドVIP」、最上級グレード「ハイブリッドVIP G」の3種類が用意されました。上位2グレードにはセミアニリン本革シート、後席パワーシートなどを標準装備し、さらに最上位モデルには後席用ヘッドレストモニターなども追加されています。