マークXの中古車市場での買取相場や下取り・買取で査定してもらう時に注意すべきポイントなどマークXの売却に関わる情報ほかモデルチェンジなどマークXについての情報ページです。
マークXのモデルチェンジの予想
トヨタのスポーツセダンである「マークX」。現行型は今年で6年目を迎え、2016年にはフルモデルチェンジが予定されています。次期マークXの注目点といえば、ハイブリッドとダウンサイジングターボのいずれか、もしくは双方の導入です。
まずハイブリッド仕様ですが、カムリと同じく2.5Lエンジンとモーターを組み合わせたTHS ・の採用が予想されています。エンジンのダウンサイジング化については、1.4L直噴エンジンが新採用となるほか、クラウンにも搭載される予定の2.0L直噴ターボエンジンも加えて走行性もアピールしてくるでしょう。
マークXといえばG’sのほかGRMNモデルが限定発売されるなどファンには嬉しい仕様も用意されていますね。これらが新型にも設定されるかは不明ですが、継続採用されればより注目度が増すことは間違い無いでしょう。
マークXの買取相場
マークXとして初めてフルモデルチェンジを行ったのが2009年。販売から5年半以上が経過しており、新型の情報も出ています。長年の実績があるマーク・のおかげもあって知名度も高く、高級車として、スポーツセダンとしての人気も高いといえます。中古車でもトヨタブランドということもあってそれなりの需要をもっているようです。
とはいえ車検も一巡しており、市場ではそれなりに出回っていると見られるマークX。そのため状態が悪ければ足元を見られる恐れも考えられます。また、査定場所によっても価格が左右されるでしょう。マークXの本当の価値を見出してもらうためには、スポーツセダンや高級車を多く取り扱うお店も視野に入れた方が良いと思われます。
販売期間がそれなりたためグレードごとの評価が開きにくいことも予想されますが、カスタマイズモデルとなる「G’s」だけは別事情となるでしょう。このグレードは販売期間が浅いということもありますが、特別にチューンアップされたモデルなので高いアドバンテージが望めそうです。
参考相場表
250G Fパッケージ | 13年 | 152万円 | 14年 | 175万円 | 15年 | 200万円 |
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250G | 13年 | 160万円 | 14年 | 177万円 | 15年 | 205万円 |
プレミアム | 13年 | 166万円 | 14年 | 174万円 | 15年 | 196万円 |
250G Sパッケージ | 13年 | 176万円 | 14年 | 194万円 | 15年 | 210万円 |
350S | 13年 | 176万円 | 14年 | 199万円 | 15年 | 157万円 |
プレミアム | 13年 | 188万円 | 14年 | 208万円 | 15年 | 266万円 |
前モデルの買取相場
一つ前のモデルのマークXは2004年に発売となっています。新世代のスポーツセダンとして投入されたこのモデルは安定した人気と知名度を誇り、高級志向ということもあって大人の男性を中心に高く評価されている車でしょう。しかし年式を考慮すると不利な面も多いですね。現行型の販売期間もそれなりに経過していますから、その前モデルとなると厳しい評価も多くなるでしょう。
短走行であることや、マークXの持つ上質さや走りの性能を損ねていないかなど多くの条件が必要になりそうです。マークXといえばフルモデルチェンジの情報も出ていますから、新型が出れば古いモデルのものは一層不利になってしまうでしょう。そうなる前のタイミングで、少しでも良い状態のうちに手放すことも買い取り額を上げる秘訣かもしれません。
参考相場表
250G Fパッケージ | 07年 | 39万円 | 08年 | 50万円 | 09年 | 62万円 |
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250G | 07年 | 40万円 | 08年 | 51万円 | 09年 | 62万円 |
250G Sパッケージ | 07年 | 52万円 | 08年 | 63万円 | 09年 | 76万円 |
250G Lパッケージ | 07年 | 49万円 | 08年 | 60万円 | 09年 | 71万円 |
300G | 07年 | 37万円 | 08年 | 49万円 | 09年 | 64万円 |
300G Sパッケージ | 07年 | 40万円 | 08年 | 52万円 | 09年 | 67万円 |
マークXの特徴とモデルチェンジの推移
かつてトヨタで販売されていた「マーク・」の後継車がマークXです。まだマーク・の方が歴史は長く、マーク・のみでは9代が販売されました。マークXとなってからは現行型で2代目、シリーズ通算では11代目ということになります。
その11代目が登場したのが2009年10月。前期モデルは「SAMURAI X」というキャッチコピーが掲げられ、スポーツモデルとしての攻めの姿勢や高級車としての質感を感じさせる仕上がりとなっています。搭載エンジンは従来の3.0LをレクサスISと同じ3.5L・2GR-FSE型へ置換したほか、2.5Lエンジンをレギュラーガソリン仕様へ変更して燃費性能を大きく引き上げました。
2012年にマイナーチェンジを行っています。エクステリアデザインが刷新されたほか、静粛性やボディ剛性の向上も図られています。同年6月にはスポーツコンバージョンモデルとして「G’s」を追加。マークXで第4弾となった同グレードには、専用デザインのフロントフェイスやアルカンターラのシート表皮、19インチ鍛造アルミホイールなどが採用されています。翌年にはG’sの特別仕様車が追加されたほか、2014年にはGRMNモデルの限定発売も発表されました。