コペンの中古車市場での買取相場や下取り・買取で査定してもらう時に注意すべきポイントなどコペンの売却に関わる情報ほかモデルチェンジなどコペンについての情報ページです。
コペンの買取相場
軽自動車オープンカーといえばダイハツ「コペン」ですね。現行モデルである2代目は2014年6月に発売されています。販売期間は1年超ということで売却するユーザーは少ないかと思いますが、今後も暫くは安定した高値査定が続くのではないでしょうか。
中古車市場では出回っていない目新しい車ということで、状態が良ければ良いほど期待できるでしょう。グレードはいくつか用意されていますが、発売当初からのラインアップである「ローブ」が多く出回っているようです。その後追加された「エクスプレイ」系や「ローブS」、発売されたばかりの「セロ」なども新車価格に準じた評価が期待できるでしょう。特にセロは初代コペンを思わせる丸目のヘッドランプなどを復活させ、今後も注目の一台になりそうです。
参考相場表
ローブ(MT) | 14年 | 140万円 | 15年 | 144万円 |
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ローブ | 14年 | 134万円 | 15年 | 138万円 |
エクスプレイ | 14年 | 138万円 | 15年 | 140万円 |
ローブS(MT) | 14年 | 157万円 | 15年 | 158万円 |
ローブS | 14年 | 151万円 | 15年 | 152万円 |
エクスプレイS | 15年 | 158万円 |
前モデルの買取相場
初代コペンは2002年から2012年にかけて販売されていました。軽自動車でありながら遊べるオープンカーとして人気を博し、マニアから絶大な支持を集めるモデルです。新型が登場したことで今後は値崩れが予想されますから、早めの売却が吉かもしれませんね。
初代では手動でルーフを開閉する「ディタッチャブルトップ」、電動式の「アクティブトップ」がありましたが、査定において有利なのは当然後者になります。極めて趣味性の高いコペンに求められる要素の一つはオープンカーならではと思わせる装備品です。自動で開くルーフは当然のアイテムともいえるでしょう。
特別仕様車も多数用意されており、標準車よりも高いアドバンテージが望めるでしょう。アルティメットエディション系、アニバーサリー系などがそうですね。コペンのような趣味車は一般的な車屋よりも、スポーツカーやオープンカーなどを専門的に扱うお店での査定が有利でしょう。そのような場所であれば例え年式が古く走行距離が伸びていても、一定の価値を見出してくれる可能性があります。
参考相場表
アクティブトップ | 10年 | 72万円 | 11年 | 81万円 | 12年 | 97万円 |
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アクティブトップ(MT) | 10年 | 76万円 | 11年 | 86万円 | 12年 | 101万円 |
アルティメットエディションS | 10年 | 96万円 | 11年 | 99万円 | 12年 | 105万円 |
アルティメットエディションS(MT) | 10年 | 103万円 | 11年 | 106万円 | 12年 | 113万円 |
10thアニバーサリーエディション | 12年 | 101万円 | ||||
10thアニバーサリーエディション(MT) | 12年 | 107万円 |
コペンの特徴とモデルチェンジの推移
初代発売当初、軽自動車規格の市販車としては電動油圧ポンプ開閉式ルーフを持つ世界初のモデルとなったコペン。独自のルーフシステムを備えるだけでなく、軽自動車で本格的なオープンカーを楽しめるとして人気をさらいました。
直列4気筒DOHCツインスクロールターボJB-DETエンジンを搭載し、スーパー5速MTもしくはスーパーアクティブシフト付4速ATが組み合わせられます。アクティブトップのほか、手動タイプのディタッチャブルトップもラインアップされていましたが後者は2007年9月に廃止となっています。
特別仕様車としてアニバーサリーエディション、アルティメットエディションなどのシリーズが数多く販売されました。2012年の生産終了発表時には10thアニバーサリーエディションで締めくくり、同年9月には完全に販売が終了となります。
2代目が登場したのは約1年10ヶ月後。2013年11月の東京モーターショーにてお披露目され、翌年の6月より販売開始となりました。当初のラインアップは「ローブ」のみ。アクティブトップを標準装備し、カラードフロントグリルやLEDフロントイルミネーション、LEDリアエクストラテールランプも備えられます。
内装はブラウンとベージュで落ち着いた色合いとしていますが、メーカーオプションの「ブラックインテリアパック」にて変更も可能です。エンジンはDVVT採用のKF-VET型に置換されて環境性能を向上。トランスミッションは5MT及び7速スーパーアクティブシフト付CVTとなります。後者にはアイドリングストップ機構を備えて燃費性能にも配慮しており、安全装備としてはVSC&TRC、ブレーキオーバーライドシステムなどを備えました。
発売同年11月には多面体ボディデザインの「エクスプレイ」、翌月にはローブの上級版「ローブS」、翌年には「エクスプレイS」、「セロ」とグレードが順次追加されています。