ハイエースの中古車市場での買取相場や下取り・買取で査定してもらう時に注意すべきポイントなどハイエースの売却に関わる情報ほかモデルチェンジなどハイエースについての情報ページです。
ハイエースのモデルチェンジの予想
乗用車としてはもちろん、商用車としてのニーズも非常に高いトヨタ「ハイエース」。10年以上販売されている現行型ハイエースは、もう暫く稼働するようです。新型の発売目処は2017年~2018年とみられており、あと2~3年は待つことになるでしょう。
ハイエースといえばキャブオーバー型の大容量積載量が特徴のモデルです。次期ハイエースではその特徴を廃し、セミボンネットタイプへ切り替えることが予想されています。キャブオーバー型は積載量が大きい反面、前方からの衝突衝撃がドライバーへ伝わりやすいのがデメリット。セミボンネットタイプはその弱点を軽減することができ、安全面に配慮することができます。
一方で懸念されるのが、売りとなる2列目以降の容量。セミボンネットタイプとなることで、どれほどの広さが確保できるのか気になりますね。ほかにも新開発となる「GD型」ディーゼルエンジンの搭載も予定されています。バンタイプにはもちろん、ワゴンにもディーゼルが待望されていますが詳細は不明のようです。
ハイエースの買取相場
2004年から販売されているのが現行型のハイエースです。広大な室内スペース、頑丈なボディなどが幅広く支持されており、個人ユースから法人ユースまでニーズの高いモデルになります。同じ型のモデルの販売期間が長いため、年式よりも走行距離の方がポイントになるのではないでしょうか。
また、商用登録も多い車ですから多少の疲労感や消耗感は気にしなくても良いでしょう。それよりも走行性能の状態、事故歴の有無などが問われてくるモデルです。走行性能を表す一つの目安が走行距離であり、短ければ短いほど評価も伸びてくるでしょう。
それ以外には整備記録簿も同様に状態の証明となりますね。また、ワゴンタイプであればカスタムベースとしても重宝されます。その分下手に改造していない方が評価されるかもしれません。
参考相場表
ワゴン DX | 13年 | 169万円 | 14年 | 182万円 | 15年 | 195万円 |
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ワゴン GL | 12年 | 188万円 | 13年 | 199万円 | 14年 | 223万円 |
バン ロングDX | 13年 | 175万円 | 14年 | 177万円 | 15年 | 195万円 |
バン SロングDX | 13年 | 183万円 | 14年 | 186万円 | 15年 | 203万円 |
5ドアバン ロングジャストローDX | 13年 | 183万円 | 14年 | 186万円 | 15年 | 203万円 |
5ドアバン ロングDX | 13年 | 177万円 | 14年 | 180万円 | 15年 | 198万円 |
前モデルの買取相場
一つ前のモデルのハイエースは1989年から2004年まで販売されていました。一つ前といっても古いもので20年以上前のモデルもあります。そこまで古いモデルに乗っている人は少ないでしょうが、後期型であればまだ見かけることはあるでしょう。
現行型もすでに長い期間販売されていますから、先代の評価は全体的に低くなります。中には相当厳しいモデルもあるでしょう。年式や走行距離などが比較的良い場合でも、例えば通常の下取りなどでは査定額は伸び悩むかもしれません。
特に古いモデル、過走行車両のハイエースの場合は専門店などを中心に回った方が良いかもしれませんね。ハイエースの本当の価値を知っている業者であれば、特定の海外市場で値がつくということも承知のはず。厳しい条件の多いハイエースであれば、売却場所を選ぶことが最大の分かれ道になるかもしれません。
参考相場表
ワゴン スーパーカスタム | 02年 | 10万円 | 03年 | 48万円 | 04年 | 57万円 |
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ワゴン スーパーカスタムリミテッド | 02年 | 24万円 | 03年 | 56万円 | 04年 | 66万円 |
バン DX | 02年 | 25万円 | 03年 | 29万円 | 04年 | 48万円 |
バン DX Bパッケージ | 02年 | 24万円 | 03年 | 27万円 | 04年 | 45万円 |
5ドアバン DX | 02年 | 26万円 | 03年 | 30万円 | 04年 | 50万円 |
5ドアバン DX Bパッケージ | 02年 | 24万円 | 03年 | 28万円 | 04年 | 47万円 |
ハイエースの特徴とモデルチェンジの推移
初代の登場はなんと1967年。未だに高い人気とニーズを誇るハイエースですが、歴史とともに様々な変化がありました。かつてはショートホイールベース、トラックなども設定されていましたが、現在はロング及びスーパーロング、ワゴン、ライトバン、コミューターのラインアップとなっています。
最大の特徴は積載量。貨物車や送迎バス、宅配用車のほか、救急車や寝台車など幅広い用途に活用されています。耐久性や走行性能に優れるのも多目的車となっている理由ですね。趣味車としても個人ユーザーに重宝される一台となっています。
1977年、1982年とフルモデルチェンジを経て2004年に現行となる200系に。ほとんどがワイドボディ車となり、バンのみが4ナンバー登録となっています。全車インパネシフトに変更されており、4速ATとバンロングDXのみ5速MTも用意されました。バン及びコミューターにはディーゼル仕様もラインアップ。2.5Lコモンレール式ディーゼルターボの2KD-FTV型を搭載します。
2013年には3度目となるマイナーチェンジを実施。エクステリアデザイン変更のほか、内装ではマルチインフォメーションディスプレイを全車標準化するなど利便性も向上しました。