CR-Zの中古車市場での買取相場や下取り・買取で査定してもらう時に注意すべきポイントなどCR-Zの売却に関わる情報ほかモデルチェンジなどCR-Zについての情報ページです。
CR-Zのモデルチェンジの予想
ハイブリッドシステムを搭載しながら、走りに拘るスポーツクーペとして誕生したのがホンダ「CR-Z」です。エコカー主体の現代でも運転の楽しさを味わうために、ハイブリッドモデルにスポーツ性を強く盛り込みました。発売から5年半が経過し、2度目のマイナーチェンジも発表されたばかり。改変後のモデルも楽しみですが、新しい世代のモデルを待つユーザーもいるでしょう。
次期CR-Zには同社「アコードハイブリッド」にも搭載されているi-MMDが採用される見込みです。2つのモーターを備えたi-MMDはEV走行時間が長く、ガソリンエンジンに頼らない走りも期待できる先進システムです。本格的なスポーツクーペであるCR-Zとi-MMDが組み合わせると、どんな走りを見せてくれるのか気になりますね。
エンジンクラスは1.5Lほどになると予想されており、発売時期は2017年頃との見方があります。マイナーチェンジの発表があったばかりなので、新型の時期的にも妥当でしょう。もしくはさらに開発に時間をかけることも考えられますから、完成度の高い一台が期待できるかもしれません。
CR-Zの買取相場
現行型であり初代モデルのCR-Zは2010年2月に発売となっています。昨今売れ筋のハイブリッドカーであるCR-Zですが、趣味性の高いスポーツクーペというスタイリングです。相反する要素が一体となった特殊なモデルと言えるでしょう。
ハイブリッドは確かに売りになりますが、見た目や仕様など全体的に見るとやはり趣味の車になりますね。一般的な需要は期待できない反面、一部のマニア層などには高いニーズを誇ると言えます。従って売却先を見極めることが高額査定への一歩となるでしょう。
既に初回車検も迎えており、それなりの在庫が存在するCR-Z。状態が良ければそれなりの評価となるでしょうが、悪ければ足元を見られる可能性もあります。スポーツモデルなので走行性能の状態、事故歴の有無などは大きく響いてくるでしょう。
過去に限定販売されたMUGEN RZは車両価格が高額なこともありますが、専用チューニングなども施され一定のアドバンテージがありそうです。フルモデルチェンジの予想も出てきていますから、新型が出る前の売却もポイントとなるでしょう。
参考相場表
α | 13年 | 124万円 | 14年 | 135万円 | 15年 | 151万円 |
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β | 13年 | 107万円 | 14年 | 114万円 | 15年 | 129万円 |
αマスターレーベル | 13年 | 139万円 | 14年 | 150万円 | 15年 | 165万円 |
αドレスドレーベルⅢ | 14年 | 155万円 | 15年 | 167万円 | ||
α(MT) | 13年 | 134万円 | 14年 | 148万円 | 15年 | 170万円 |
β(MT) | 13年 | 113万円 | 14年 | 126万円 | 15年 | 139万円 |
CR-Zの特徴とモデルチェンジの推移
モータースポーツに参戦するなど、本格的なスポーツモデルとしても活躍するCR-Z。当時は目標月間販売台数1000台を大きく上回る10000台の受注を叩き出し、2010-2011日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど実績も残しているモデルです。ハイブリッドカーとしては世界初の6速MT仕様をラインアップした車でもあり、当初の購入者4割を占めていたとされます。
2010年度グッドデザイン賞、オートカラーアウォード2011グランプリを獲得するなどデザイン面でも高く評価されているCR-Z。スタイリッシュな外観、作り込まれた室内で新時代のスポーツモデルを表現しています。
エンジンはLEA型1.5L直4 SOHC i-VTECエンジンを採用。トランスミッションはCVTと6速MTの2種類が用意されています。電気系統を制御する「3ドライブモードシステム」を搭載しており、“NORMALモード”、“SPORTモード”、“ECONモード”の3つのモードをシーンに合わせて切り替えることが可能です。
2012年にマイナーチェンジを行っています。ホンダとしては初めてリチウムイオンバッテリーを採用し、モーターやエンジンの出力向上などが図られています。そのほか内外装のデザイン変更と、M-TECより遠心式スーパーチャージャーなどを追加した「Honda CR-Z MUGEN RZ」の発表も併せて行われています。
2015年10月に発売となる改変モデルですが、エクステリアの刷新や新装備の採用、グレード体系の整理がなされています。ハンドリングやブレーキ性能の向上、安全装備を詰め込んだ「あんしんパッケージ」の設定など装備面でも充実化が図られています。