ティーダの中古車市場での買取相場や下取り・買取で査定してもらう時に注意すべきポイントなどティーダの売却に関わる情報ほかモデルチェンジなどティーダについての情報ページです。
ティーダのモデルチェンジの予想
日産のハッチバックモデル「ティーダ」の販売が終了して3年以上。国外では稼働していますが、日本ではすっかり過去の車となってしまいました。国外版ティーダといえば、2015年にロシアにて新型が発表されましたね。これはすでに欧州を中心に稼働していた「パルサー」になります。
ティーダ及びパルサーが日本市場にも投入されるかは今のところ不明です。日産の国内ラインアップにはCセグメントハッチバックが不足しており、新型ティーダの復活も期待されますね。海外での売れ行き、国内からの要望なども関わってくるでしょう。
ティーダの買取相場
2004年から2012年までの、約8年間販売されていたティーダ。同社「サニー」や「パルサー」の実質的な後継車として扱われることが多く、5ナンバーのコンパクトな車となっています。すでに廃止から3年以上が経過しており、当時新しかったティーダも初回車検を迎えていることになりますね。
全体的にリセールは低めと思った方が良いでしょう。廃止されて一定の期間が経過しており、状態が良いといっても年式がそれなりのものが多いはず。装備や走行距離を考慮しても、突出した高額査定を得るのは厳しいでしょうね。グレードによっては革シートなどの上質装備も与えられますが、年式が経つほどグレードごとの差異はあまりなくなります。
コンパクトカーならば他にも人気車種が出揃っていますし、ティーダに拘る人の方が少ないでしょう。古いモデルとなれば尚更です。通常の下取りなどでは到底奮わないでしょうから、できれば広い流通ネットワークを持った買取専門店などで話を聞いてみましょう。ティーダは国外では現役で活躍するモデルです。日本需要だけに拘らないことも査定額を上げる秘訣になるかもしれません。
参考相場表
15S | 10年 | 35万円 | 11年 | 38万円 | 12年 | 50万円 |
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15M | 10年 | 38万円 | 11年 | 43万円 | 12年 | 45万円 |
15G | 10年 | 45万円 | 11年 | 48万円 | 12年 | 52万円 |
アクシス黒本革仕様 | 10年 | 55万円 | 11年 | 59万円 | 12年 | 63万円 |
アクシスパフォーマンススペック黒本革仕様 | 10年 | 56万円 | 11年 | 61万円 | 12年 | 65万円 |
アクシスパフォーマンススペック白本革仕様 | 10年 | 56万円 | 11年 | 61万円 | 12年 | 65万円 |
ティーダの特徴とモデルチェンジの推移
発売当初、新規開発のモデルとされたティーダは「SHIFT_compact quality」のコンセプトを元に誕生しました。ルノーとの共同開発で完成したアライアンス・Bプラットフォームがベースとなり、2600mmのホイールベースとしながらも5ナンバーサイズに収められました。
同社「ティアナ」を担当したスタッフにより作られたインテリアは、アルミ調パネルやゆったりサイズのシート、最上級グレードには本革シートを標準装備するなど上質な内容となっています。後席の足元スペースやラゲッジスペースも十分確保し、実用性と快適性を兼ね備えたモデルと言えるでしょう。
発売翌年にはオーテックジャパン製の「アクシス」、セダンモデルとなる「ティーダラティオ」が追加されています。海外では2005年に中国仕様が発表され、翌年には台湾やタイ、北米にて順次発売されるなど活躍の場を広げていきました。
2008年にマイナーチェンジを行っています。フロントバンパー及びグリル、リアバンパー、テールライトなどのデザインが変更された他、瞬間燃費計の追加がなされました。アクシスにパフォーマンススペックを新設し、北米仕様と同じ1.8L・6速MT車がラインアップされています。
2010年の仕様変更では、2WD車にECOモード機能が追加されています。「15S」にはエクストロニックCVTが採用され、「18G」は廃止に。快適機能の搭載や特別仕様車などもラインアップされましたが、2012年6月に生産を終えることとなりました。その後はノートのフルモデルチェンジに合わせて国内での販売は終了。現在は国外専売車として稼働し続けています。