ロードスターの中古車市場での買取相場や下取り・買取で査定してもらう時に注意すべきポイントなどロードスターの売却に関わる情報ほかモデルチェンジなどロードスターについての情報ページです。
ロードスターの買取相場
国産オープンカーの代表格といえばマツダ「ロードスター」ですね。2人乗りオープンカーの代名詞とも言え、世界中で愛される一台でもあります。小型ながらその存在感は大きく、多くのファンを抱える人気車種と言えるでしょう。
現行ロードスターが発売されたのは2015年5月。半年に満たない今の状況では、買取に関する情報も皆無です。まだまだ売却を考える人自体がいないでしょうから、ここからは完全に予想の範囲の話となります。
まず暫くは高値安定の車種と言えるでしょう。人気モデルの最新型で中古車での流通が少なく、リセールも上々のはず。当然上級グレードの方が評価は高くなり、ナビやホイールなどの装備も反映されやすいでしょう。更に査定額をアップさせるためには、オープンカーなど趣味用車専門店をあたることです。ロードスターの真価を理解してくれるお店選びが重要となるでしょう。
参考相場表
Sスペシャルパッケージ(AT) | 15年 | 193万円 |
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Sレザーパッケージ(AT) | 15年 | 234万円 |
前モデルの買取相場
2005年から2015年の間販売されていた3代目ロードスター。歴代の中でも最長の販売期間となり、中古車での流通も多くが3代目モデルになります。年式の古いものから最近のものまで幅広いロードスターが存在しますが、実用性が低いため一般的なニーズは期待できません。
ロードスターに求められるのは車に対する拘りであったり、他車との違いや質感、走行性能です。一般的な査定でキーとなる年式や走行距離が必ずしも最重要とは言えず、見た目や性能、装備が良ければ思わぬ金額がつくことも考えられます。
装備に関して言えば、電動ルーフであるかどうか。更にMT車が不利にならないのもポイントですね。実際に中古車のロードスターはMT車が多く、本当に好きな人が乗る車といえます。シートの質や状態、ナビの有無、事故歴等がなく走行性能が保たれているかなども査定額を左右する項目となるでしょう。専用装備が施された限定車もあるので、そういったモデルも一定のアドバンテージがありそうです。
参考相場表
S RHT(AT) | 13年 | 153万円 | 14年 | 184万円 | 15年 | 210万円 |
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VS RHT(AT) | 13年 | 170万円 | 14年 | 200万円 | 15年 | 228万円 |
S(MT) | 13年 | 130万円 | 14年 | 152万円 | ||
NR-A(MT) | 13年 | 130万円 | 14年 | 152万円 | ||
RS(MT) | 13年 | 164万円 | 14年 | 193万円 | ||
RS RHT(MT) | 13年 | 184万円 | 14年 | 214万円 |
ロードスターの特徴とモデルチェンジの推移
1989年に誕生し、小型のオープンカーとして世界中を席巻したロードスター。フィアットやBMW、メルセデス・ベンツらに影響を与え、当時のスポーツカー市場の立役者とも言われる存在です。ギネス認定も受けているほど全世界で売れており、多くの車好きユーザーを楽しませています。
最近のモデルを挙げると、NC系と呼ばれるのが一つ前のロードスターになります。先代よりシンプルなエクステリアラインとなり、オーバルシェイプを用いたスタンダードなスポーツオープンという印象です。歴代初の3ナンバー登録となり、車幅が1720mmとなっています。
2005-2006年日本カー・オブ・ザ・イヤーの受賞車でもある3代目ロードスターですが、これを記念した特別仕様車も発売されています。更には20周年、25周年それぞれの記念車、「マツダスピードM’zTune」や「BLACK TUNED」など多彩な特装車が登場しました。
2015年のフルモデルチェンジで最新となるND系へ移ります。マツダのデザインといえば「魂動(こどう)」。今回のロードスターにも採用されており、「SKYACTIV TECHNOLOGY」も導入に至りました。先代よりも大幅な軽量化が図れる一方、アルミや高張力剛版などの使用比率を拡大したことで剛性も十分に確保。荷室容量や小物収納にも配慮し、使い勝手も向上されました。
エンジンはダウンサイジング化され、直噴1.5LのSKYACTIV-G1.5が搭載されます。トランスミッションは6速MT及び6速ATで、後者のグレードにはアイドリングストップ機構「i-stop」と減速エネルギー回生システム「i-ELOOP」が標準装備となります。
ブラインド・スポット・モニタリングシステムやハイ・ビーム・コントロールシステム、車線逸脱警報システムなどの安全装備からなる「i-ACTIVSENCE」も採用され、高い安全性を実現。グレードは「S」、「S Special Package」、「S Leather Package」の3つのほか、「NR-A」や「RS」が順に追加されました。