RAV4の中古車市場での買取相場や下取り・買取で査定してもらう時に注意すべきポイントなどRAV4の売却に関わる情報ほかモデルチェンジなどRAV4についての情報ページです。
RAV4のモデルチェンジの予想
トヨタが販売するクロスオーバーSUV「RAV4」。世界中に流通する世界戦略車でもあり、幅広い需要と人気を誇ります。国内においては2005年に登場した3代目が未だに稼働中ですが、2013年には国外にて4代目RAV4が発売となりました。
それから2年を超え、現在も4代目RAV4は日本に導入されていません。RAV4関連でいうと、国内では3代目ハリアーが4代目RAV4のプラットフォームを採用して発売されました。それをもって新型RAV4は廃止となるのか、それとも新型の投入を行うかは未定となっています。
トヨタ車といえば、2017年までにToyota Safety Senceをほぼ全てのモデルに採用すると言われています。このことを踏まえても、RAV4の今後に関してはそう遠く無い時期に結論が出るのでは無いでしょうか。少なくとも、10年以上稼働している現行モデルをさらに引っ張る可能性は低いのではと予想します。
RAV4の買取相場
国内仕様の現行RAV4は2005年に発売開始となっています。歴代の中でも最長の販売期間となりますが、国外で既に稼働している新型の導入は未定です。同じ現行型でも年式に大きな違いがあると思いますが、多少の疲労感や消耗感があっても大丈夫でしょう。
というのも、SUV系統のモデルは高値で取引されやすい傾向にあります。ジャンル自体が人気ということと、RAV4自体の需要もポイントです。RAV4は世界戦略車でもあるため、国内の人気だけに拘らず売り手があるのです。大衆車ではないため一般的な需要は低いですが、特定の需要が非常に高いという利点もあります。
このことを踏まえると安易に手放さずに、SUV専門店も含めて多くの業者に見てもらった方が良いでしょう。走行距離が伸びていたり古いモデルであっても、頑丈な作りのSUVは人気と需要が期待できます。万が一、4代目の発売が決まると現行モデルの相場は落ちてしまうので、早めの行動もポイントとなりそうです。
参考相場表
スタイル(4WD) | 13年 | 128万円 | 14年 | 144万円 | 15年 | 189万円 |
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スタイル | 13年 | 118万円 | 14年 | 135万円 | 15年 | 163万円 |
スタイルSパッケージ(4WD) | 13年 | 136万円 | 14年 | 151万円 | 15年 | 185万円 |
スタイルSパッケージ | 12年 | 127万円 | 14年 | 142万円 | 15年 | 172万円 |
X(4WD) | 09年 | 80万円 | 10年 | 87万円 | 11年 | 105万円 |
スポーツ(4WD) | 09年 | 101万円 | 10年 | 105万円 | 111万円 |
前モデルの買取相場
2000年から2005年にかけて販売されていたのが2代目RAV4です。海外で先行販売され、国内よりも欧米を中心に人気を獲得しました。買取に関しては、古いモデルということで過剰な期待は厳禁。人気のSUVモデルではありますが、現行でさえかなり出回っているのでそれ以前のモデルとなると厳しい条件もあるかもしれません。
特に過走行車両や事故歴のあるRAV4は、かなりの値落ちも考えられます。そういった場合は、輸出販売を専門とするなど海外市場と太いパイプを持つ業者を当たってみてはいかがでしょうか。先述の通り、国内より海外で好成績を収めたモデルです。難しい条件のRAV4でも、思わぬニーズが見つかるかもしれません。
参考相場表
JX(4WD) | 03年 | 29万円 | 04年 | 25万円 | 05年 | 28万円 |
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JX Gパッケージ(4WD) | 03年 | 29万円 | 04年 | 27万円 | 05年 | 30万円 |
Jワイドスポーツ(4WD) | 03年 | 29万円 | 04年 | 27万円 | 05年 | 30万円 |
LX(4WD) | 03年 | 22万円 | 04年 | 9万円 | 05年 | 11万円 |
LX Gパッケージ(4WD) | 03年 | 23万円 | 04年 | 9万円 | 05年 | 11万円 |
Lワイドスポーツ(4WD) | 03年 | 23万円 | 04年 | 9万円 | 05年 | 12万円 |
RAV4の特徴とモデルチェンジの推移
RAV4はクロスオーバーSUVの先駆者と言われています。従来のSUVよりもオンロード走行に優れ、乗り心地や経済性、取り回しの良さなどに配慮された現代らしいジャンルと言えるでしょう。本格的なSUV程ではないにしろ、それなりの悪路走破性も兼ね備えつつ街乗りもスムーズ、見た目もおしゃれなどの理由から幅広く支持されています。
初代では5ナンバーだったRAV4ですが、海外市場を配慮して2代目から3ナンバーに拡大。コンパクトなSUVという魅力が減少した2代目は、SUVブームが収束していたこともあって国内の販売は苦戦。一方で欧米での人気は非常に高く、国内にはないディーゼルモデルなどもラインアップされています。
現在も販売されているCA30W型のRAV4ですが、こちらもさらにボディサイズが拡大されました。日本需要よりも海外需要に重きが置かれたRAV4。それを表すかのように、2013年のフルモデルチェンジは北米にて先行されました。
フルモデルチェンジが未だに実施されない日本仕様ですが、5ドアモデルのみとなり定員数は5~7人。エンジンは2.4Lのみの設定となります。2008年にマイナーチェンジ、2012年に一部改良、2015年に一部仕様の変更などが行われています。ちなみに国外で稼働する4代目は市場により2.0Lや2.2L、2.5L車が用意され、ディーゼルモデルも設定されています。