RVRの中古車市場での買取相場や下取り・買取で査定してもらう時に注意すべきポイントなどRVRの売却に関わる情報ほかモデルチェンジなどRVRについての情報ページです。
RVRのモデルチェンジの予想
「RVR」は三菱から販売されているコンパクトSUVです。現行モデルは2010年2月に発売となっており、5年半以上が経過しています。フルモデルチェンジの情報もいくつか出回っており、大きな予定変更があった模様です。
当初の情報でいうと、2016年秋にフルモデルチェンジすると言われていました。RVRといえば、ジュネーブモーターショー2015で発表されたConcept XR-PHEV・が同車の次期型を示唆するとされます。より先進的となったエクステリアの新開発PHEVモデルということで注目を集めたコンセプトカーです。
しかしながら、当初の予定までの燃費性能目標達成が困難となり、2019年度までの導入へ予定が変更されたとか。これにあたり、現行RVRのプラットフォームを流用した小型の新型SUVを2017年予定で投入するとされています。新型RVRの開発遅延は開発スケジュール全体の見直しも引き起こしているとされ、三菱内にも波紋が広がっていることでしょう。
RVRの買取相場
2002年に一旦は販売中止となり、2010年のフルモデルチェンジで復活を果たしたRVR。そのモデルが現在も稼働しており、来年の新型登場も延期になったと言われるため今後暫くは現行型が維持されます。
中古車でも人気の高いSUV系なのですが、RVR自体の人気は正直そこまで高くないでしょう。日産のエクストレイル、ホンダのCR-Vなどと比べると、街乗り系SUVの中でも知名度の低いRVR。こうした強豪が揃っていることもあり、ジャンルの人気を発揮できないかもしれません。
SUVという強みを活かすためにも、その手の車に詳しいお店や専門店を当たると良いでしょう。販売期間がそれなりのため、珠数も出揃っており希少性等もありません。状態が良いうちに手放すことが最良でしょうね。グレード別ではローデストなどが高評価でしょうが、年数が経てば経つほどアドバンテージはなくなるので注意しましょう。
参考相場表
M | 13年 | 100万円 | 14年 | 118万円 | 15年 | 143万円 |
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G | 13年 | 119万円 | 14年 | 142万円 | 15年 | 167万円 |
ローデストG | 13年 | 130万円 | 14年 | 154万円 | 15年 | 182万円 |
ローデストM | 13年 | 118万円 | 14年 | 141万円 | 15年 | 166万円 |
ローデストG(4WD) | 13年 | 140万円 | 14年 | 163万円 | 15年 | 192万円 |
ローデストM(4WD) | 13年 | 126万円 | 14年 | 149万円 | 15年 | 177万円 |
前モデルの買取相場
2代目RVRが販売されていたのは1997年から2002年にかけてです。現行のRVRとは異なるコンセプトを持っており、ミニバンテイストの「GDI RVR」とクロスオーバーSUVの「RVR スポーツギア」の2タイプが設定されていました。スライドドアやロングスライドシートが備えられるなど、個性と利便性を兼ね備えた珍しいモデルとなっています。
RVブームの当時は好評だった先代ですが、やはりブームは過ぎ去るもの。一旦廃止となったこともあり、今では過去の人気に頼ることはできません。時代を感じさせるフォルム、性能など査定では不利な面が目立ち、奮わない結果となるでしょう。
現行発売まで7年以上のブランクがあるため仕方ありませんね。状態次第では値がつかないこともあるかもしれません。大衆的ではない特殊なモデルでもあるので、SUV専門店などでも見てもらった方が良いでしょう。
RVRの特徴とモデルチェンジの推移
1991年、RVブームの真っ只中にRVRは誕生しました。SUV風のトールワゴンでありつつも、片側スライドドアを有して実用性も高いモデルです。また、ロングスライドシート仕様の場合は定員数が4人となるものの、シートアレンジが可能となり室内スペースを有効活用できます。Xやスポーツギアなど、同じ車でも豊富なバリエーションを誇るモデルでもありました。
RVRが初めてフルモデルチェンジされたのが1997年。初代型と同じく異なるタイプのグレードが用意され、ユーザーの選択肢を広げています。流行の終焉とともに2002年8月をもって生産を終え、一旦は歴史が途絶えていました。
その後2010年にコンパクトSUVとして販売が再開されたRVR。衝突安全強化ボディ「RISE」を採用し、全方向の衝突安全性が大きく向上しました。エンジンはMIVECの1.8L・4B10型を搭載。これに6速スポーツモードCVT・INVECS-・が組み合わせられます。
2011年、2012年にマイナーチェンジが行われました。前者では、「M」及び「G」グレードのエンジンを4J10型へ置換。更にアイドリングストップシステムである「AS&G」も採用し、燃費性能を引き上げています。後者では、エクステリアとインテリアのデザインをそれぞれ変更。4J10型を「E」まで適応拡大させ、アイドリングストップ機構も標準装備とさせました。