ヴィッツの中古車市場での買取相場や下取り・買取で査定してもらう時に注意すべきポイントなどヴィッツの売却に関わる情報ほかモデルチェンジなどヴィッツについての情報ページです。
ヴィッツのモデルチェンジの予想
トヨタのコンパクトカー「ヴィッツ」のフルモデルチェンジは年内、もしくは2017年に実施される予定です。先にヨーロッパ版のヤリス(YARIS)がデビューし、国内版はその後ということになりそうですね。新型ヤリスの画像はすでに出回っていますが、新たに2トーンカラーの「バイトーン」が加わっています。
国内向けのヴィッツに関しては、新たにダウンサイジングターボエンジンが採用されると言われています。候補としては1.0Lターボで、優秀な走行性能と高い燃費性能を兼ねると予想されています。
また、新型プリウスにも採用されたプラットフォーム「TNGA」を導入する見込みです。剛性の強化や低重心化、軽量化などが進むでしょう。内装の質感も重要視されると見られます。優れた性能とお洒落なデザイン、高い質感など次期ヴィッツには注目すべき点が多くありそうですね。
ヴィッツの買取相場
現行ヴィッツが発売されたのは2010年12月。丁度5年を超えたことになります。中古車市場でもそれなりの台数が出回っており、特別リセールの高いモデルとは言えません。トヨタブランドのコンパクトカーとしてそれなりの人気はあるでしょうから、良い条件を揃えて査定に挑みたいですね。
短走行で高年式であること以外にも、内装の清潔感が必要になるでしょう。ヴィッツは女性人気の高いモデルでもあるため、禁煙車などインテリアが如何に綺麗であるかは重要です。ナビやETCなどは当然あったほうがよく、少ないとは思いますが過度なカスタマイズはマイナスになるでしょう。
トヨタのコンパクトカーといえば、最近はアクアが好調ゆえにヴィッツは影が薄まりがち。好条件でなければ足元を見られる場合も多いでしょう。ただでさえコンパクトカーはライバルが多いジャンルですから、あまり期待せずにいたほうが良いかもしれません。ただ、2013年に限定販売された「GRMN Turbo」には特別な付加価値が付いているようなので、慎重に商談しましょう。
参考相場表
F | 14年 | 69万円 | 15年 | 66万円 | 16年 | 80万円 |
---|---|---|---|---|---|---|
F Mパッケージ | 14年 | 58万円 | 15年 | 55万円 | 16年 | 67万円 |
F スマートストップパッケージ | 14年 | 72万円 | 15年 | 71万円 | 16年 | 93万円 |
ジュエラ | 14年 | 71万円 | 15年 | 68万円 | 16年 | 98万円 |
ジュエラ スマートストップパッケージ | 14年 | 77万円 | 15年 | 75万円 | 16年 | 97万円 |
RS | 14年 | 101万円 | 15年 | 99万円 | 16年 | 117万円 |
前モデルの買取相場
一つ前のモデルのヴィッツは2005年から約5年10ヶ月稼働していました。日本以外でも販売された人気車種ですが、現在は当時ほどの人気はありません。さらに前モデルということでリセールは低く、かなり厳しい条件も覚悟しましょう。
現行型でさえ5年が経過しています。それより前のモデルをわざわざ買いたい人もいないでしょうから、需要面も期待できません。実用性の高さは言わずもがなでしょうが、他にも使い勝手の良いコンパクトカーはありますから古い型のヴィッツに拘る必要性もないでしょう。
少しでも査定額を上げるためには、とにかく走行距離が伸びないうちに手放すこと。グレードごとの差異はほぼ期待できないでしょう。比較的状態が良い場合は事前に洗車や室内を掃除するなどして、多少でも印象を上げる努力をしておきましょう。
参考相場表
B | 08年 | 8万円 | 09年 | 8万円 | 10年 | 14万円 |
---|---|---|---|---|---|---|
F | 08年 | 9万円 | 09年 | 10万円 | 10年 | 22万円 |
RS | 08年 | 26万円 | 09年 | 28万円 | 10年 | 36万円 |
U | 08年 | 14万円 | 09年 | 15万円 | 10年 | 27万円 |
アイル | 08年 | 11万円 | 09年 | 19万円 | 10年 | 26万円 |
Bインテリジェント パッケージ |
08年 | 8万円 | 09年 | 9万円 | 10年 | 13万円 |
ヴィッツの特徴とモデルチェンジの推移
コンパクトカーでありながらもデザイン性や安全性、環境性の高さで大ヒットとなったヴィッツ。当時のコンパクトカーの概念を打ち破った存在で、現在もトヨタの世界戦略車の一つとして稼働しています。初代が販売されたのは1999年。日本カー・オブ・ザ・イヤー及び欧州カー・オブ・ザ・イヤーに輝いたモデルとなります。
その後2代目3代目とフルモデルチェンジを重ね、現行型はモデル末期となっています。世界初となるスーパーUVカットガラスをフロントドアに採用し、アイドリングストップ搭載グレードもラインアップされました。日本には未導入ですが、国外版のヤリスには2012年にハイブリッドモデルも投入されています。
国内においては、発売翌年にスポーツコンバージョンモデルの「G’s」を設定。さらに2013年にはGAZOO Racingが手がけるチューニングモデル「Vitz GRMN Turbo」が限定販売されるなど、スポーツカーとしての側面も見せています。2014年のマイナーチェンジでは燃費性能の向上や内外装の変更、安全装備を含む標準装備などの一部変更などが行われています。