セレナの中古車市場での買取相場や下取り・買取で査定してもらう時に注意すべきポイントなどセレナの売却に関わる情報ほかモデルチェンジなどセレナについての情報ページです。
セレナのモデルチェンジの予想
ミニバンのベストセラーとして人気を誇る日産「セレナ」。現行モデルの販売から5年以上が経過し、フルモデルチェンジが待たれています。新型セレナは年内の登場が予想されており、ハイブリッド仕様のラインアップもなされる見込みです。
セレナといえば、現行型にてS-HYBRIDを導入済み。同クラスミニバンとしては、ハイブリッドの先駆けともいえる存在です。とはいえ、このハイブリッドはあくまでも簡易的なものであり、ライバルのノア/ヴォクシーが搭載するシステムに比べると物足りない内容です。次期型では本格ハイブリッドを採用し、少なくとも現行ライバル車を上回る燃費性能が期待されます。
エクストレイルにも採用された、2.0Lエンジンと1モーター2クラッチ式ハイブリッドシステムがセレナにも搭載されるようです。今後一層普及するとみられるハイブリッドモデル。Mクラスミニバンの激戦はまだまだ過熱しそうですね。
セレナの買取相場
現行型のセレナが発売されたのは2010年11月。モデル末期を迎えており、フルモデルチェンジの情報も出回っています。言わずと知れた人気モデルで需要は文句なしに高いセレナ。ただし、人気ゆえに流通量が多く手放しで高く売れるとは言い切れないでしょう。
2013年にマイナーチェンジを行っているため、これ以降のモデルは当然有利になります。前期型で走行距離が伸びている、装備品が不十分、内外装の消耗が激しいなど難しい条件が多いと、いくら人気車種と言っても査定額は奮わないでしょう。
逆にハイウェイスターやライダーといった人気グレードで高年式、短走行など条件が良い場合は高値が視野に入るでしょう。特に後期型であれば初回車検もまだなので、売却まで丁寧に扱っておきたいですね。ハイブリッド仕様も高評価となりそうです。フルモデルチェンジが迫っているようですから、新型登場による相場価格の下落には十分注意しましょう。
参考相場表
ハイウェイスター S-ハイブリッド |
14年 | 142万円 | 15年 | 170万円 | 16年 | 202万円 |
---|---|---|---|---|---|---|
ハイウェイスターV エアロモード+セーフティ |
15年 | 190万円 | 16年 | 208万円 | ||
ハイウェイスターG S−ハイブリッド |
14年 | 156万円 | 15年 | 187万円 | 16年 | 216万円 |
ハイウェイスターG エアロモード |
15年 | 193万円 | 16年 | 222万円 | ||
ライダーSエディション | 15年 | 183万円 | 16年 | 207万円 | ||
20G S−ハイブリッド | 14年 | 148万円 | 15年 | 178万円 | 16年 | 208万円 |
前モデルの買取相場
2005年から2010年にかけて販売されていた3代目セレナ。古いモデルですとそろそろ10年を迎えます。現行型が中古車で出回っている今、旧型のニーズはかなり下がっているでしょう。従って基本は思わしくない査定結果が多くなると予想できます。
基本は年式や走行距離がポイントとなりますが、ハイウェイスターなどの人気グレードであればなお良いでしょう。ナビや両側電動スライドドアなどの上質な装備が欲しいところ。ボディカラーはブラックやホワイトなどの定番色ですね。
そうした条件が揃っていても、やはり古い型というだけで厳しい目が多いでしょう。特にノーマルグレードは分が悪いですね。セレナの売れ筋といえばやはりハイウェイスター、また個性的なライダーが人気ですからそれ以外となるとあまり期待できないでしょう。
参考相場表
20S | 08年 | 39万円 | 09年 | 53万円 | 10年 | 66万円 |
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20G | 08年 | 45万円 | 09年 | 63万円 | 10年 | 76万円 |
ハイウェイスター | 08年 | 75万円 | 09年 | 79万円 | 10年 | 95万円 |
ハイウェイスター Vセレクション |
08年 | 75万円 | 09年 | 79万円 | 10年 | 95万円 |
ハイウェイスター Vエアロセレクション |
09年 | 92万円 | 10年 | 98万円 | ||
ライダー | 08年 | 69万円 | 09年 | 94万円 | 10年 | 100万円 |
セレナの特徴とモデルチェンジの推移
ファミリーミニバンの王道であり、人気・実績共に頂点に立つ存在といえばセレナでしょう。ミニバン界のトップクラスに君臨し、現在も多くのユーザーから支持されています。初代セレナは1991年に発売されたのですが、当時は「バネットコーチ」の後継であったため名称は「バネットセレナ」、1994年のマイナーチェンジから現在のセレナへ変更されています。
当時は大容量スペースを誇るミニバンでありながらも、ファミリーカーの定番とは言い難かったセレナ。デザイン的にも今とは印象が大きく異なります。徐々に先進的なデザインに洗練されていき、両側スライドドアを採用するなど着実に人気を高めていきました。
ミニバンとしてトップに立った3代目では、途中で「SHIFT_family ties 家族の絆をシフトする」というコンセプトが掲げられるなどファミリー層への訴求を明確化。2005年にフルモデルチェンジで現行型が登場し、大開口の後席ドアやワンタッチオートスライドドアなど子育て世代に優しい作りを追求しています。
2012年にはスマートシンプルハイブリッドシステムを導入。簡易的なハイブリッドであるものの、ファミリーカーには欠かせない経済性や環境性を向上させ話題になりました。