ヴォクシーのモデルチェンジの予想
ミニバン界でトップクラスの人気を誇る「ヴォクシー」。ノアとは姉妹車であり、フルモデルチェンジは同時に行われてきました。次期型も当然ノアと共に登場するでしょうが、時期的には2019年頃と言われています。これまで6~7年程度で新型が出ていたヴォクシーですが、2019年となると歴代最短になりますね。
現行型でも人気のハイブリッドモデルが引き続き採用されるのは勿論、気になるのはどこまで燃費性能を引き上げてくるかです。現行型が現在JC08モードで23.8km/l。新型では30km/lに迫るとの情報もあります。一部では画像も出回っており、ラインの入ったサイドデザインなど新たな装いとなっています。
ヴォクシーの買取相場
現行型のヴォクシーは2014年1月に発売開始となっています。ハイブリッドモデルは翌月よりスタートし、いずれも人気車種として高いニーズを誇ります。発売からようやく2年というタイミングで中古車流通も多くないですから、もう暫くは高値売却が可能でしょう。
2017年には初回車検を迎えますから、転機としてはこの時期ですね。中古車流通が増加し、相場の下落が起きる前に売却を検討しましょう。基本的に新車価格に準じた査定評価となりそうですが、やはりハイブリッドは人気が高いでしょうね。純正エアロパーツや両側電動スライドドアなどの上質な装備品もプラス査定になるでしょう。
また、早くも次期型が2019年登場かと噂されています。当分先の話にはなりますが、フルモデルチェンジは現行型の価値を大きく変動させるタイミングですので注意したほうが良いですね。
参考相場表
X(7) | 14年 | 178万円 | 15年 | 180万円 |
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X(8) | 14年 | 171万円 | 15年 | 180万円 |
V(7) | 14年 | 183万円 | 15年 | 186万円 |
V(8) | 14年 | 184万円 | 15年 | 186万円 |
X Cパッケージ(7) | 14年 | 153万円 | 15年 | 155万円 |
X Cパッケージ(8) | 14年 | 153万円 | 15年 | 155万円 |
前モデルの買取相場
2007年から2014年にかけて販売されていた2代目ヴォクシー。中古車でもよく見かけるモデルになるでしょう。珠数が多いということですから、良い状態の車両でないとガクンと値落ちするケースも考えられます。逆に言えば、状態が良いヴォクシーですと評価も上がりやすいでしょう。
状態というのは走行距離や年式、内外装の美しさ、装備品などです。2010年にマイナーチェンジを行っていますので、これ以降のモデルが良いでしょう。グレードで言えば煌系。2013年発売の特別仕様車「ZS“煌Z”」などですね。ヴォクシーといえばブラック系、それ以外でもホワイトやシルバーなど無難なカラーが好まれるでしょう。
逆に前期型で走行距離が伸びている、内外装の消耗が激しいヴォクシーですと厳しい結果も多いでしょう。人気車ですがライバルも多いモデルです。他の条件が良い車両に対抗できないようなヴォクシーですと、高額査定は難しいかもしれません。
参考相場表
X(7) | 12年 | 102万円 | 13年 | 113万円 | 14年 | 135万円 |
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X(8) | 12年 | 108万円 | 13年 | 123万円 | 14年 | 147万円 |
X Lエディション(7) | 12年 | 110万円 | 13年 | 127万円 | 14年 | 153万円 |
X Lエディション(8) | 12年 | 111万円 | 13年 | 128万円 | 14年 | 153万円 |
トランス-X | 12年 | 95万円 | 13年 | 108万円 | 14年 | 134万円 |
V | 12年 | 129万円 | 13年 | 147万円 | 14年 | 189万円 |
ヴォクシーの特徴とモデルチェンジの推移
ミドルサイズミニバンとして絶大な支持を集めているのがノア/ヴォクシーになります。中でもヴォクシーは存在感あるエクステリア、スポーティなデザインなどで人気が高く、若年層や車好きユーザーも多いでしょう。無論ファミリーカーとしても鉄板で、実用性や利便性も優秀です。
初代モデルは2001年に誕生しました。「ライトエース・ノア」の後継車に位置付けられ、ネッツ店での販売車種となります。同車ではお馴染みのグレード「煌」シリーズが生まれたのも初代からで、発売翌年の2002年に初ラインアップとなっています。
ヴォクシー初のフルモデルチェンジがなされたのが2007年。バルブマチック付エンジンを初めて搭載した代にもなります。「ZS」や「Z」はワイドダイヤ装着で3ナンバーとなりますが、それ以外は5ナンバーを維持。世界初となるワンタッチスペースアップシートを採用するなどシートアレンジの活用性も高くなっています。
現行型となる3代目は、ノアと共通のコンセプト「EMOTIONAL BOX」の元に開発されました。グリルや専用フロントフェンダーパーツなどでイカついエクステリアを表現。フロアの低床化により乗降性も向上しています。2ZR-FXE型エンジンとモーターを組み合わせた、リダクション機構付THS-・を採用するハイブリッドモデルもラインアップして新たな人気も獲得しました。