ミラココアのモデルチェンジの予想
ダイハツ「ミラ」をベースとした女性向けモデルといえば「ミラココア」です。可愛らしい見た目が何よりの特徴で、レトロな雰囲気とミラ譲りの低燃費性能で人気のモデルです。現行型はe:Sテクノロジーを採用した実用的な軽自動車ですが、新型が待たれる時期でもあります。
ミラココアはミラの派生モデルということで、フルモデルチェンジもミラに依存することになるでしょう。もっといえば、本家ミラよりも人気を獲得しているミライースの新型発表が一つのタイミングでしょうね。
ミライースは2016年内の発売が予想されています。コンセプトカーとみられる「D-base」の発表もなされており、次世代的な装いやe:Sテクノロジーの更なる進化などで大きな注目を集めました。ミラココアにも当然進化版のe:Sテクノロジーが採用されるでしょうし、ミラココアの売りとなる見た目にも力が注がれることでしょう。
ミラココアの買取相場
現行型であり初代型であるミラココアは、2009年から現在も販売されています。ポップでレトロなデザインから女性を中心に人気が高く、カラフルなボディカラーもよく似合うモデルです。軽自動車の中では個性的なモデルですが、優秀な燃費性能など実用性も申し分ありません。
そんなミラココアの査定事情で重要なのは、見た目の綺麗さや清潔さです。メインユーザーが女性である以上、綺麗な状態であることは非常に重要なのです。禁煙車である、シミや汚れがないというのが基本の条件になるでしょう。
販売期間がそれなりなため、特別にリセールが良いとも言い切れません。しかし、ターゲットが明確なので業者としては売りやすいモデルともいえるでしょう。従ってミラココアのターゲット層が求める状態であれば、良い値段で売れるということになりますね。
先に挙げた見た目が綺麗な車、特に内装は重要です。少ないと思いますが、所謂コテコテな改造をしている場合はニーズに反しているのでNG。もちろん走行距離が伸びていない方が良いですし、外観の状態も重要です。2014年にマイナーチェンジを行っているので、それ以降のモデルが良いですね。2代目となる新型ココアが出ると価値が下がってしまうので、そうなる前の判断が重要でしょう。
参考相場表
ココアL | 14年 | 63万円 | 15年 | 69万円 | 16年 | 73万円 |
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ココアX | 14年 | 70万円 | 15年 | 76万円 | 16年 | 80万円 |
ココアXリミテッド | 15年 | 84万円 | 16年 | 89万円 | ||
ココアプラスX | 14年 | 79万円 | 15年 | 86万円 | 16年 | 91万円 |
ココアプラスXリミテッド | 15年 | 92万円 | 16年 | 97万円 | ||
ココアX(4WD) | 14年 | 81万円 | 15年 | 91万円 | 16年 | 96万円 |
ミラココアの特徴とモデルチェンジの推移
ハッチバックタイプのミラココアはご存知ミラの派生車種。かつ、「ミラジーノ」の後継車種でもあります。ミラと共通のプラットフォームとなりますが、専用のボディを採用しており見た目の違いは一目瞭然。わかりやすい可愛いさが多くの女性に受けており、個性と実用性を両立しています。
現在のラインアップは廉価な「L」、スタンダードな「X」とその上位グレードとなる「L Limited」と「プラスX」、最上級の「プラスX Limited」であり、それぞれにFFと4WDが用意されています。Limited系は前スマートセレクションSN系であり、専用の内装デザインやフロントドアにスーパーUV&IRカットガラス、スーパーエアクリーンフィルターなどを備えた上質なモデルとなります。
2012年と2014年にマイナーチェンジを実施。前者ではe:Sテクノロジーの停車前アイドリングストップ機能付新型「eco IDLE」やエコ発電制御採用で燃費性能を引き上げました。後者ではボディカラーの追加、グレードごとのデザインや装備の変更、ラインアップの見直し等が行われています。現在は2015年の一部改良で新たな燃費基準にも対応。「平成32年度燃費基準+10%」を達成しています。