エクストレイルのモデルチェンジの予想
日産の人気SUVである「エクストレイル」。現行型のマイナーチェンジが今年夏頃に実施されるとの情報があります。見た目の変更点ですがエクステリアデザインが刷新されます。フロントグリルやヘッドライトも含め、顔まわりのデザインが大きく変更される模様。リアコンビランプやバンパーも一部リニューアルされるようです。
インテリアに関しても、更なる質感の向上が期待されます。デザイン以外では新グレードをハイブリッドモデルに追加するほか、クリーンディーゼル投入の可能性もゼロではない様子。人気モデルなだけに、大幅な改変というだけでも注目必至でしょう。
エクストレイルの買取相場
現行型のエクストレイルは2013年から販売されています。年末にも初回車検を迎えるモデルで、その時期に売却を検討するユーザーも多いのでは?通常売りが先行する初回車検時期には中古車の流通が増加します。相場の変動が起こりますから、売却するなら早めの行動がキーとなりそうです。
中古市場で品薄である現在なら、高額査定を得やすいモデルとなります。SUVという時点で高値が期待できますが、エクストレイルは国内外で人気の高いモデルという点もリセールの良い理由です。新しい型の人気車ということで、いずれのグレードでも好条件が期待できるでしょう。
もちろんハイブリッドモデルならより有利となります。4WD車である、ハイパールーフレールやサンルーフなどの装備品も付加価値を産むでしょう。内外装共に綺麗な方が良いですが、多少の消耗感は気にならないモデルですので心配は少ないはず。ビッグマイナーチェンジも控えていますから、相場価格の変動には十分注意しておきたいですね。
参考相場表
20S エマージェンシー ブレーキパッケージ |
15年 | 165万円 | 16年 | 170万円 |
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20Xt エマージェンシー ブレーキパッケージ(5) |
15年 | 212万円 | 16年 | 218万円 |
20Xt エマージェンシー ブレーキパッケージ(7) |
15年 | 219万円 | 16年 | 224万円 |
20Sハイブリッド エマージェンシー ブレーキパック |
15年 | 200万円 | 16年 | 205万円 |
20Xハイブリッド エマージェンシー ブレーキP |
15年 | 211万円 | 16年 | 217万円 |
モード・プレミアムハイブリッド エマージェンシーブレーキP |
15年 | 254万円 | 16年 | 260万円 |
前モデルの買取相場
2代目エクストレイルは2007年から2015年にかけて販売されていました。今よりもよりSUVらしいモデルで、迫力の大型ボディでありつつ比較的手頃な価格が受けてヒットしました。前期型となるとかなり古いモデルにはなりますが、中古車ではまだまだニーズが期待できます。
SUV車は中古車でも人気が高いジャンルで、エクストレイルに関しても同様です。アウトドア、レジャーにも使えるなど頑丈な面もありますから、多少走行距離が伸びていても欲しいと思うユーザーも少なくありません。それよりも見た目の疲労感、美しさが保たれているかがポイントでしょう。
趣味で選ぶ人も多い車ですから、見た目のかっこよさは重要です。グレードで言えばXtt系ですね。クリーンディーゼル車もかなりのアドバンテージが期待できるモデルですから、複数の業者で競合させましょう。クリーンディーゼルに関しては2015年まで販売されており、現行以上に有利なモデルもあるはずです。仮にあまりに状態が悪い場合でも、海外需要を視野に入れると少しでも良い価格がつくかもしれません。
参考相場表
20Xtt | 12年 | 120万円 | 13年 | 138万円 | ||
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20S | 11年 | 118万円 | 12年 | 128万円 | 13年 | 146万円 |
20Stt | 12年 | 129万円 | 13年 | 148万円 | ||
20XエクストリーマーX | 11年 | 139万円 | 12年 | 151万円 | 13年 | 169万円 |
20XttエクストリーマーX | 12年 | 152万円 | 13年 | 170万円 | ||
20GT | 11年 | 155万円 | 12年 | 168万円 | 13年 | 189万円 |
エクストレイルの特徴とモデルチェンジの推移
初代エクストレイルが誕生したのは2000年11月。日本だけでなくヨーロッパやオーストラリア、アジアや中近東などグローバルに活躍するモデルです。オフロードの走破性は言うまでもなく、街乗りとしてもおしゃれに使いたい若年層、車好きのユーザーなどから幅広く支持されています。
これまでに2度のフルモデルチェンジを行い、現在は3代目となるT32型が稼働しています。ルノーと共同開発したCMFプラットフォームを採用してクロスオーバーSUVへと変化。都会的なイメージを強調し、フロントデザインはVモーションシェイプのグリル、ヘッドランプとなっています。
シリーズ初となる7人乗りモデルも設定。欧州で流通する「キャッシュカイ」が廃止となり、その7人乗り枠を埋めるためとされています。2015年まで2代目のクリーンディーゼル車が発売されていたこともあり、現行型としてのディーゼルモデルはまだ登場していません。一方、同年にはハイブリッドモデルを追加して環境性能を強化。これには「インテリジェント デュアルクラッチ コントロール」を採用しています。