カローラフィールダーのモデルチェンジの予想
ステーションワゴンの中でも世界的に人気の高い「カローラフィールダー」。カローラの名を冠しているだけあり、幅広く認知されているモデルです。フルモデルチェンジを待つファンも多いでしょうが、今の所関連する情報は見当たりません。
フィールダーといえば、2015年3月にマイナーチェンジを行い大幅なデザイン変更もなされています。まだ期間もさほど経っていない為、暫くは後期型を維持するでしょう。これまでのモデルチェンジサイクルから考えると、6年程度で新型へ移っています。このことから、2018年頃が1つの目処と予想できるでしょう。
カローラフィールダーの買取相場
2012年から販売されているのが現行型のカローラフィールダーです。フィールダーの愛称で親しまれるカローラシリーズの1つであり、その中でも人気のモデルといえます。既に初回車検も迎え、市場では一定数のフィールダーが存在します。そのため手放しで高額査定を得られるとも言い切れないでしょう。
排気量は2種類から選べますが、コストパフォーマンスの良い1.5Lが有利なようです。中でもエアロツアラーは人気で、査定でも有利な条件となるでしょう。特別仕様車の「W×B(ダブルバイビー)」も一定のアドバンテージがありそうです。
更には、2013年に追加されたハイブリッドモデル。こちらが高い付加価値を持つと思われます。ハイブリッド車は言うまでもなくニーズのあるモデルですが、新車で購入となると決して安いとはいえません。良質なフィールダーのハイブリッド車は、中古車で少しでも安く良い車を買いたい層に対して強いモデルとなるでしょう。
まだ手放す人は少ないでしょうが、2015年3月のマイナーチェンジ以降のモデルも当然有利です。今後は状態維持に努め、価値を損ねないよう気を付けましょう。純正エアロパーツなどの高価値を生む装備品も同様に、丁寧に扱っておきたいですね。
参考相場表
1.5X | 13年 | 80万円 | 14年 | 90万円 | 15年 | 120万円 |
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1.5G | 13年 | 95万円 | 14年 | 106万円 | 15年 | 147万円 |
1.5Gエアロツアラー | 13年 | 102万円 | 14年 | 113万円 | 15年 | 149万円 |
1.5Gダブルバイビー | 15年 | 157万円 | ||||
ハイブリッド | 13年 | 118万円 | 14年 | 118万円 | 15年 | 155万円 |
ハイブリッドG | 13年 | 128万円 | 14年 | 128万円 | 15年 | 171万円 |
前モデルの買取相場
1つ前のカローラフィールダーはフィールダーとしては2代目、シリーズ通算10代目となるモデルです。人気モデルということで中古車でもそれなりの数が出回っており、特別に査定が期待できるともいえないでしょう。
ただトヨタブランドである、しかもカローラという名前による強みがあります。それは海外でも同様で、世界的に支持される車でもあるのです。例えば過走行のフィールダーで、通常の査定では不利な要素が多い場合でも海外需要の観点からいえば十分値がつくケースも。
このような事情を考慮すると、一般的な車屋やディーラーよりも幅広いネットを持った買取専門店、輸出専門店などで見てもらうと良いでしょう。走行距離以外にも内外装の消耗が激しい、前期型で年式落ちが大きいフィールダーなら尚更です。
参考相場表
1.5X | 10年 | 53万円 | 11年 | 60万円 | 12年 | 68万円 |
---|---|---|---|---|---|---|
1.5X Gエディション | 10年 | 54万円 | 11年 | 63万円 | 12年 | 76万円 |
1.5X エアロツアラー | 10年 | 56万円 | 11年 | 66万円 | 12年 | 78万円 |
X202 | 10年 | 79万円 | 11年 | 97万円 | 12年 | 89万円 |
1.8S | 10年 | 52万円 | 11年 | 13万円 | 12年 | 72万円 |
1.8Sエアロツアラー | 10年 | 58万円 | 11年 | 7万円 | 12年 | 79万円 |
カローラフィールダーの特徴とモデルチェンジの推移
トヨタのグローバルモデルであるカローラ。中でも国内で近年先行して販売されるのがカローラフィールダーです。ステーションワゴン人気は沈静化したとはいえ、圧倒的な知名度、ブランド力で人気はまだまだ健在でしょう。
もっとも新しいモデルは2012年発売のフィールダーになります。この代よりBプラットフォームに変更となり、全長はやや短縮したもののリアスペースや荷室長は拡大されました。乗り心地と使い勝手を向上し、一部グレードにはアイドリングストップシステムをオプションで用意するなど燃費性能にも配慮しています。
2013年にはハイブリッドモデルを投入しました。リダクション機構付THS-・を採用し、JC08モードで33.0km/Lを達成する低燃費仕様となっています。デザインも専用のフロントグリル、専用ボディカラーをラインアップするなどガソリンモデルとの差別化も図られました。
2015年のマイナーチェンジでは「Toyota Safety Sence C」を一部に標準装備しました。更にドライブスタートコントロール、緊急ブレーキシグナルの全車標準化などで安全性能の向上もなされています。