ランドクルーザーのモデルチェンジの予想
現行型のトヨタ「ランドクルーザー」は2007年に販売開始となっています。来年で10年目に突入するモデルということもあり、フルモデルチェンジの予想をしている人もいるでしょう。これまでのサイクルも10年前後でのフルモデルチェンジということで、期待しているファンも多いのでは?
ランドクルーザーのフルモデルチェンジ情報は、残念ながら詳しいものはあまり出回っていない様子。ただ、昨年のマイナーチェンジで大きな変更が行われたばかりなので、モデルチェンジするにしてもまだまだ期間に余裕がありそうです。
ランドクルーザーの買取相場
200系と呼ばれる現行ランドクルーザー。言わずと知れた本格クロカンモデルであり、その人気は国内外を問いません。文句なしにリセールの優秀なモデルに挙げられるので、決して安易に手放さないよう注意しましょう。
新車が高額なランドクルーザーは、中古車での購入を考えるユーザーも多いのです。車自体の人気も折り紙付き。上質なパッケージ付きの車両、特別仕様車などの価値もしっかり反映されるでしょう。昨年実施されたばかりのマイナーチェンジ、その該当モデルなら尚更です。
新車に近い状態であればあるほど高額査定になることは勿論ですが、多少の疲労感や消耗感、走行距離の伸びがあっても強気で査定に望めるモデルのはず。トヨタブランドである以上に、ランドクルーザー自体が一種のブランドと同じような強さをもちます。趣味性の強いモデルですが、それを感じさせないほど買取額は良い結果になりやすいでしょう。
参考相場表
AX | 13年 | 372万円 | 14年 | 385万円 | 15年 | 263万円 |
---|---|---|---|---|---|---|
ZX | 13年 | 466万円 | 15年 | 399万円 | ||
AX Gセレクション | 13年 | 438万円 | 14年 | 443万円 | ||
GX | 13年 | 331万円 | 14年 | 346万円 | ||
ZX ブルーノクロス | 14年 | 544万円 |
前モデルの買取相場
1998年から2007年にかけて販売されていたのが100系ランドクルーザーです。トヨタのトップ・オブ・SUVと称されたモデルであり、悪路走破性と上質な乗り心地を両立する高級SUVとして知られています。
古いモデルにはなりますが、ランドクルーザーなら欲しいと思うユーザーが多いのも事実。古さがあまりデメリットにならないのは、その時代ならではのデザインが良いと感じるモデルであり、車自体の人気も圧倒的に高いためです。一般的な査定事情と異なるランドクルーザーは、売却時にはかなり有利となります。
また、あまりに過走行で消耗の激しいランドクルーザーである場合は、海外需要に頼るという方法もあります。世界的なモデルですから、日本のニーズにだけこだわる必要はありません。反対に、見た目が綺麗で装備品もしっかり揃っているランドクルーザーなら、様々な業者に見積もりしてもらって競合させるのも有効でしょう。
参考相場表
VX | 05年 | 107万円 | 06年 | 132万円 | 07年 | 147万円 |
---|---|---|---|---|---|---|
VXリミテッド | 05年 | 125万円 | 06年 | 144万円 | 07年 | 165万円 |
VXリミテッド Gセレクション |
05年 | 140万円 | 06年 | 160万円 | 07年 | 181万円 |
シグナス | 05年 | 193万円 | 06年 | 215万円 | 07年 | 250万円 |
VXリミテッド(軽油) | 05年 | 233万円 | 06年 | 266万円 | 07年 | 290万円 |
VXリミテッド Gセレクション(軽油) |
05年 | 258万円 | 06年 | 295万円 | 07年 | 319万円 |
ランドクルーザーの特徴とモデルチェンジの推移
ランクルことランドクルーザーは、グローバルな王道クロカンモデルとして大人気のSUVです。最近では街乗り用にデザインが洗練されてきましたが、昔の露骨なクロカンデザインが好きというユーザーもいるのでは?このように、世代別でファンが様々というのもランドクルーザーの特徴ですね。
ランドクルーザーの歴史は非常に長く、初代誕生はなんと1951年。現・陸上自衛隊への納入を狙ったジープBJ型として作られました。その後は時代の変化とともにランドクルーザーも進化していき、徐々に高級路線を強めていきます。
現在は名実ともに高級SUVのトップモデルとなったランドクルーザー。現行200系は400万を軽く超える高額な車両となり、それに見合ったエクステリア、インテリアが採用されています。
ボディには強固なラダーフレームを採用し、振動やロードノイズの低下も実現。エンジンは4.7L、国外向けにはディーゼルモデルもラインアップさせました。また、「ZX」には“4-Wheel AHC&AVS”を搭載。状況に応じて3つの走行モードを切り替えでき、走行状態により減衰力の自動制御が行われます。
2015年にはビッグマイナーチェンジを行いました。エクステリアデザインでは、フロント部分のデザインを全体的に変更。立体的で押し出し感の強まったフロントデザインが採用され、ヘッドランプにはLEDを採用。その他内装デザイン、安全装備の追加なども行われています。